茶々丸が読み解くタロットの世界
~第一番「魔術師」~

これからタロット占いを始めてみようかなと思っていらっしゃる方へ、解り易く解説する「タロットの世界」第三弾~今回は、タロットカード大アルカナの第一番「魔術師」についてご案内します。
茶々丸が読み解くタロットの世界<br>~第一番「魔術師」~

皆さんこんにちは、茶々丸です。

ここではタロットカードの魅力をお伝えしつつ、どの様にカードの示す意味を理解したら良いのかを読者の皆さんと一緒に楽しく考察し、これからタロット占いを始めてみようかなと思っていらっしゃる方とタロットとのかけ橋になることができれば幸いです。

今回は、タロットカード大アルカナ、第一番「魔術師」についてご一緒に考えていきたいと思います。

しばらくの間、お付き合い下さい。(※前回考察しました「愚者」のカードは0番が割り当てられています)

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【創造する者】

薔薇と百合の咲き乱れる明るい場所に白い服、赤いマントを着た若い男性がおり、彼の前には四大元素と言われる

●火(ワンドー棒)
●地(ペンタクルー金貨)
●風(ソードー剣)
●水(カップー聖杯)

が置かれています。

◎四大元素とは、この世界を構成しているとされる4つの元素の事で、「宇宙は火、地、風、水の四つの要素から構成されている」という古代ギリシャなどで生まれた思想です。
タロットカードの小アルカナも、この四つのスート(マーク)から構成されています。

言い換えれば、この4つの元素があれば、これを自由に駆使して何でも作れるという事となります。男性の頭上にある∞のマークは無限大を示すもので、まさに無限の可能性を象徴しているかのようですね。

このカードには「魔術師」という名前が付いているので、彼は、これらを自由に使って、何かを創造する力があると思われます。

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また、明るさを感じさせる背景色から、このカードに前向きなメッセージが込められているのも分かりますね。

身近な場面ですが、キッチンに立つお母さんを想像してみて下さい。 様々な素材や水、火の力を使って料理を作っていく作業は、魔術師の状況に似ているかもしれません。

もし、お母さんの料理の腕が確かなら、素材を切り、煮たり焼いたりして見た目も美味しそうな最高のお料理が出来上がることでしょう。
そこがお母さん(魔術師)の腕次第、タロット占いでは向きの正逆、そして隣接するカード・並び方などから推察していきます。

 

【手にしているもの】

魔術師が手にしているものは、火のワンドとされています。

◎ワンドというのは
●意志
●積極性
●情熱
●行動力
●コミュニケーション力
●創造性

などを表すスートです。

この事から魔術師のカードは、積極的に変化を起こそうとする前向きな意志と、その意志の強さを表していると考えられます。ここにある全ての元素を駆使して、必ず何らかの変化を起こし、目的を達成するぞ……!という強い意志を表しているのです。

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けれども、よく見て下さい。
彼は強い意志を持ち、純粋(衣服の白い色が象徴)で、情熱も充分(マントの赤い色)持っていますが、他の道具にはまだ触れていませんね。

この事から、このカードは状況を変化させようとする彼の意志を宣言している段階であり、その後はどうなるかまでは、このカードだけでは分からないという事も言えるのです。