運命の仕事の見つけ方
~特別な才能はなくとも天職に呼ばれる~

『天職に呼ばれる時』~特別な才能があるわけではないことは明確です。「自分を変えたい」とどん底にいるとき、目の前にある一つ一つのことに一生懸命取り組むことが第一なのです。
運命の仕事の見つけ方<br>~特別な才能はなくとも天職に呼ばれる~

勤めている会社公認のため、サラリーマンでありながら時間を自由に使い、いくつもの自分のビジネスを立ち上げている20代の彼。
さぞや華やかな経歴があるのかと思えば、高校卒業後は地元のメーカーに入社して、機械工として働いていました。

でも入社した会社での彼への評価は低く、上司や先輩に叱られる毎日だったそうです。

当然そんな状態では、仕事へのモチベーションは下がりまくり、

 

彼はただ会社にいくだけの日々でした。

そんな中で、彼は信号機を破壊するほどの交通事故を起こします。
車は廃車になり、腰が骨折したため、数週間の絶対安静が必要でした。

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病院の白い天井を眺めながらわいてくる気持ちは、絶望感だけ。
情けなさで自分の心が潰れていくのを感じていたそうです。

3週間後、少し動くようになった身体で、病院の窓から夜景をみていた彼は、突如「普通のことをして、普通に生きることはどんなに素晴らしいことだったんだろう」と啓示のような気づきが起き、その時に諦めることをやめることにしたんだ、と笑顔で話してくれました。

だけどやはり、最初からうまくいったわけではありません。
ビジネス書を読み、コーチングを習ったものの、会社の彼への評価は相変わらずでした。
でも彼は諦めることをやめたと決めたので、努力を続けました。

そう、

 

「目の前にあることを一生懸命したのです。」

その半年後、県内のメーカーが多数参加した技能検定で筆記、実技ともに一位をとっていました。

うまくいったことを分析し、うまくいかなかったことも分析し、より早く、より正確に仕事をこなすにはどうすればいいのかを試行錯誤しながら、目の前にある仕事を丁寧にこなしていったのです。

いつの間にか、会社での評価も驚くほどあがり、社内で一番高価で高性能な機械の操作をまかされた彼は、職人として誇りをもって仕事を楽しむようになっていました。

気がつくと、社長賞受賞という快挙も成し遂げていました。

そして彼の自分自身を成長させたいという欲求はますます高まり、成長の場を求めていたところ、今の会社からヘッドハンティングをされたのです。

しかも

 

マーケッターという今までとは全く畑違いの職種です。

けれども入社して3年、会社の売上げは10倍以上に伸びるなど、ここでの彼の活躍も止まっていないようです。

彼が仕事をする上で大切にしていることは、「どうしたら仕事を楽しめるかを考えることだ」と言っていました。

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「自分を変えたい」とどん底にいるとき、でもどうしていいかわからない彼がとった行動は、目の前にある一つ一つのことに一生懸命取り組んだことでした。

彼に特別な才能があったわけではないことは明確です。
しかし、彼は天職に呼ばれたのです。

次回も実例をお話させていただきます。

自分がお金を増やす方法は、アルバイトを増やすしかなかった、といっていた彼女は、スポーツに特化したメンタルトレーナーとして活躍しています。
そんな彼女がどのようにして天職に呼ばれたのでしょうか。

 

《中村 まみ さんの記事一覧はこちら》
http://www.el-aura.com/writer/nakamura-mai/?c=87580