次々変わる『油』ブーム……”油”断”するな!! 何をどう使うのが賢い?

『油は油で落とせ』と昔から言われるように、ダイエットをするなら質のいい油を摂るのがベスト! 市場にはさまざまな油が出回ったいます。どのような油が質の良い油なのでしょうか。
次々変わる『油』ブーム……”油”断”するな!! 何をどう使うのが賢い?

 

「油断するな」=「油を断つな」……油は脳に必要な栄養源

『やせたければ「いい油」オメガ3を摂りなさい』で、
おなじみの南雲先生が各地の講演でお話しされているように、脳の60%は【油】でできていて、神経細胞の働きをサポートしています。
そして日々の食事によって摂取される油が脳への大きな影響力を持つわけです。
だから「いい油」オメガ3を摂りましょうと教えてくれました。

そういうわけで、オメガ3を多く含む油……エゴマ油、アマニ油、しそ油が店頭から消えた時期が
ありましたね。
しかしブームは長くは続かず、現在は安定供給されています。
長く続かなかった理由はこんな感じでしょう。

①とにかく高い
②日持ちしない
③冷蔵保存必須
④生でしか食べられない=揚げ物や炒め物に使えない

結局、現在スーパーの油売り場に置かれている油はこんな感じ(画像)
サラダ油が50%以上幅を利かせています。
サラダ油の特徴……とりあえず消費者の利点からしてみれば

①安い
②常温OK
③サラダから揚げ物まで幅広く使える

しかし、このサラダ油が脳を壊すって知っていましたか?
知っている方はおさらいの意味でご覧ください♪

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【日持ちしなくて腐りやすいのが本来の油】

そもそも、サラダ油の原料となっている植物油は日持ちしなくて腐りやすいのが本来の姿です。
昔ながらの製法で職人が熱を加えず圧力をかけて搾りだす抽出法・低温圧搾(コールドプレス)で搾り取った油なら、植物が持つ本来の栄養素、レシチンや食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄、βカロチン、ビタミンEなども摂取できます。
しかし、高額で少量、日持ちしない、など消費者泣かせなのです。
健康面を考えれば、高価な油を少量摂る食生活に変えていければ、太ることも生活習慣病も危惧することはないのですが……。
なかなか急にガラリと変えることができないかと思うので、賢い油の選び方を簡単にお伝えしましょう。

サラダ油は安くて便利ですよね。
しかし、安くて便利なのは<特別な加工がされている>からなのです。
その特別な加工とは、溶媒圧搾法といって原料から99%の油が搾り取れる生産性を考えればとても効率の良いけれど、人体の健康を無視した抽出法です。
特徴はこんな感じ

①溶媒圧搾法は、溶媒液が気化しきれず有害物質が残っている危険性がある
②精製の工程で何度も高温処理されるので、脂肪酸がトランス脂肪酸に変化してしまう
③油本来の栄養(カルシウム、食物繊維、カロチン、ビタミンEなど)長期保存をするのに邪魔な成分を消されてしまう

なおかつ、サラダ油の原料に当たる
菜種、大豆、トウモロコシ、ひまわり、ごま、綿実、紅花、米、落花生(オメガ6)
に含まれるリノール酸を長期に摂取すると、脳梗塞、心筋梗塞、ガン、アレルギー体質を引き起こすデータが数多く発表されています。
つまり、これらの生活習慣病って、科学的に精製された油を摂りすぎた蓄積の産物なんですね。

安くて便利なものは、健康面を欠いていることを充分ご承知置きください。

加工食品は安く消費者に提供するために、使用する油はほぼサラダ油(オメガ6)です。
料理でオメガ6を摂らなくても、加工品で摂りすぎるぐらい摂っているので、お料理の油はオメガ6以外を選びましょうね。

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【オリーブオイルってどうなの?】

オメガ3は体にいい油なのはよくわかった。
オメガ6は摂りすぎるとよくないのもわかった
じゃあ揚げ物や炒め物にはどんな油を使えばいいの?

植物性油脂に含まれる不飽和脂肪酸には、あとオメガ9という分類の脂肪酸がある。
代表的なのがオリーブオイルだ。

しかし、
<いま市場に出回っているオリーブオイルの7割が安い植物油で水増しした偽物>
という驚愕のニュースもネット上で騒がれた。

~本来のオリーブオイルの特性~
・非常に腐りやすい性質を持っているため、開封後はすぐに使わなければならない
・光や熱、酸素に弱いので、黒っぽいガラスのビン、もしくはカンのような金属の容器に入っている
・150度以上に加熱すると、健康効果がなくなるだけでなく、トランス脂肪酸を生成してしまう

簡単にまとめると
◎危険なオリーブオイルはサラダ油を摂取しているのと変わらない
◎安全なオリーブオイルは、加熱料理には向かない

そこで今注目されているのはグレープシードオイル
グレープシードオイルとは、ブドウの種から抽出できるコレステロール0%の食用油です。
主成分は「ビタミンE」と「ポリフェノール」がオリーブオイルの2倍程含まれています。
この「ビタミンE」と「ポリフェノール」が抗酸化作用があるので、日持ちよくしてくれる。
抗酸化作用は、老化の原因となる酸化を防ぐ作用」によりアンチエイジング「若返り」の効果が期待できます。
なおかつ、高温に強く245℃まで煙がでません。
フライや天ぷら、揚げ物はカラッとあがり、軽くてベタベタしません。
油切れも良いので、食器や調理器具の後片付けも簡単で、炒め物や揚げ物にお勧めの油です。

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【ブームだけではもったいない油】

油の話って奥深いので、今回のコラムだけでは語りつくせません。
今回取り上げた、オメガ3・6・9は油のニ大分類でいうと、不飽和脂肪酸にあたります。
そのほかに飽和脂肪酸という大分類があって、主に動物性でバターやラードがあります。
飽和脂肪酸は、不飽和脂肪酸と違って<腐りにくい>という特性があります。
しかし、バターやラードにはコレステロールが含まれるので摂りすぎると肥満や動脈硬化の原因になります。
その不飽和脂肪酸の、いいとこどりの特性を持ったのがココナッツオイルです。

◎コレステロールゼロ
◎中性脂肪になりにくい中鎖脂肪酸
◎すでに溜まった脂肪も溶かす
◎腐りにくい、開封後2年は持つ
◎熱に強い➡炒め物にも揚げ物もOK

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こちらもブームが落ち着いて市場では安定供給されるようになりました。
ブームに乗ってオリーブオイルがそうであったように、安い植物油で水増しした偽物が出回ったのも事実です。

本物を見極める目が必要ですね。
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