7月31日はブルームーン
7月31日は満月。
Trinity読者ならば、満月の日はすでにチェック済みかもしれませんが、この満月は「普通の満月とはちょっと違っています」。
こちらは、だいたい「3~5年周期でまわってくる珍しい満月」なのです。
通常、満月は月に1度巡ってくるものですが、月の満ち欠けの周期と太陽暦の周期に違いがあるために、まれに「同じ月に2度満月が見られる」ことがあるのです。今月はそんなまれな月であり、2度目にまわってくる満月のことを「ブルームーン」と呼ぶのです。
ブルームーンの語源
ブルームーンといっても、実際に「月が青く見えるわけではありません」。
実際に、月が青く見えるケースもあるのですが、これは大気中に存在する塵などの影響によって、光が屈折することでおこるものであり、滅多に起こらない現象です。
では、なぜこのような名称がつけられたのかというと、諸説あります。
フランス語で「2つの月」という意味を持つ「la deux lune」を英訳するさいに、
「blue moon」と誤訳されたというものや、もともと2回目の満月がチェコ語で「青い月」と呼ばれていたというものもあります。
もっとも有力なものとしては、「雑誌に載った間違いが原因」というものがあります。
1946年にアメリカの『スカイ&テレスコープ』という、アマチュア天文学者や天文マニア向けの雑誌で、「その月2回目の満月」という意味を持つとして「ブルームーン」が紹介されました。
この時点では、雑誌自体がマニア向けだった為に、影響力は少なかったのですが、1980年にアメリカのラジオ局がこの説を再度放送したことで、爆発的にブルームーンという用語が広まったのだそうです。
ちなみに、ことの発端ともいえる『スカイ&テレスコープ』が、どうしてこのようなことになったのかを、該当記事が出てから53年後に調査したところ、ブルームーンという言葉の語源を探しているうちに、間違って理解してしまった担当者が、そのように紹介してしまったのが原因ということでした。
満月パワーが2倍
現象自体は古くからありながらも、このように名前が確定したのは比較的最近ではあるのですが、満月というとてもスピリチュアルなものが、月に2度やってくるというのは、色々な意味でチャンスといえます。
たとえば、満月の時になにかワークを行っている方は、その機会が2倍になっているわけですので、とりもなおさず「パワーも2倍」ということになります。
今まで、なにも満月に関するワークをやっていないという方は、当日晴れるようでしたら「月光浴」をやってみるというのはいかがでしょう?
満月のエネルギーをチャージする月光浴
月光浴とは、「満月のエネルギーとメッセージを受け取るためのシンプルなワーク」です。
それでは、その方法を紹介しましょう。
◆月光浴をするときの準備は特にありませんが、服装はなるべく「白い服」の方が良いとされています。
体を締め付けないようなゆったりとしたものがベストです。
◆より、万全を期すならば、「絹の服」を用意しておきましょう。
「絹はエネルギーを保存する力がある」とされているので、月光浴でエネルギーを身体にチャージしたあとで、絹の服を着ることで、その「エネルギーを逃がさない状態で眠りにつく」ことができます。
◆服装を整えたら、実際に外に出て月光浴を始めましょう。
満月へと身体を向けて、その光を全身に浴びながら目を閉じます。
次に口の中で舌先を上あごに当てて、ゆっくりと鼻で深呼吸をします。
ある程度深呼吸を繰り返したら、両腕を月に向かって差し出して月の光をすくい上げるような感じで胸の前で腕を交差させます。
◆腕を交差させたままでしばらく動きを止めます。
このとき、ぼーっとしているのではなく「月からのメッセージ」を感じましょう。
自分から月に対して語りかけてみるというのもオススメです。
◆月からのメッセージを受け取れたならば、もう一度深呼吸を開始します。
何度か上記の内容を繰り返しましょう。
月からのメッセージは毎回同じかも知れませんし、語りかけによって変わるかもしれません。
このワークが終わった後には、しっかりと「月のエネルギーがチャージされて、オーラが女性性にあふれた輝きを持つ」はずです。
この方法は、満月だけでなく、満ちていく月のときならばいつでも行える方法です。
「女性をスピリチュアルなレベルで、まさに光輝かせてくれる」ものですので、珍しい満月であるブルームーンをきっかけに、月光浴を日課にしてみませんか?
What’s The Blue Moon?
You makes a moonlight bath in Blue Moon.