デトックスやダイエットだけではなかった、お肌を乾燥から守るコンニャクの力

肌の水分を保つための役割をもっているのが「セラミド」。 人間の肌を外界から守ってくれている「肌バリア」を産み出す成分として最近注目されています。

セラミドを補給する方法

そんなセラミドを効果的に補充する方法としては、動物などから抽出されたセラミド成分を含む化粧品を使うことがもっとも効果的ですが、どうしてもある程度の金額がかかってしまいます。

それに比べると、効率は落ちますが、「日常的に食べることでセラミドを補給してくれる食品」としてコンニャクが注目されているわけです。
コンニャクには「植物性グルコシルセラミド」という成分が含まれています。
こちらは「セラミド」と「グルコース」が結合したものであり、「体内でセラミドを生成する際に必要となる成分」なのです。

直接、セラミドを補給できる化粧品に比べると、同じだけの効果をあげるためには、桁違いの量を摂取する必要がありますが、前述したように女性にとって嬉しい効果が多く秘められたコンニャクですので、日常的に食べることで、ダイエットに加えてセラミドが減少していくのを防ぐ働きをしてくれます。

 

コンニャクを食べる時の注意

ただし、セラミドを生成することを目的として、コンニャクを食べる場合には注意点があります。
それは、「リノール酸が含まれたものを取らない」というもの。リノール酸自体は、セラミドを作るために必要なものなのですが、取り過ぎると「アラドキン酸」というものになり、セラミドが作られなくなってしまうのです。
リノール酸は「植物油」に含まれており、マヨネーズ、ドレッシング、パン、ナッツなどにも含まれています。
これらは、意識せずとも普段から摂取していますので、コンニャクを食べるときぐらいは、リノール酸が入ったものを避けることで、少しでも効率的にセラミドを生成することができるのです。

shutterstock_263755868

 

冬は脂肪もつきやすい季節ですので、週に一度はダイエットと美肌を目的として、コンニャクを中心として「和食デー」を作ってみるというのをオススメします。
体内の環境をリセットするというのは、健康にもいいですし、興味をもった方は試してみて下さいね。

 

New force with Devil’s tongue.
Eat Devil’s tongue in order to maintain beautiful skin.

 

《ベーターくん さんの記事一覧はコチラ》