今、地球を感じて健康を取り戻す裸足が注目されている

アメリカでは2009年頃から裸足で走ることのメリットに注目が集まり、アメリカの「ハーバード大学の進化人類学室」で研究を行ったところ、裸足で走ることで「関節に関わる負担がなんと50〜70%も軽減する」ことがわかりました。

【大人気のマラソン】

2月28日に開催された「東京マラソン2016」には「3万6647人」もの人が参加し、そのうち96%の3万5187人が完走したということです。手軽に出来ながらも奥が深く、なおかつ健康にも良いということで、「根強い人気がある」マラソン及びランニング。皇居の周りを走る「皇居ラン」「皇居ランナー」などという言葉が出来るほどです。

しかしながら、皇居ランをはじめとして、都心部でのランニングというのは、排気ガスや地面の固さなどから、「必ずしも健康に良いものではない」という説もあります。実際、きちんとした指導を受けていないランナーが無理にランニングを続けることで、「膝などを故障してしまう」ケースは多いのです。このようなランニングによる故障というのは、「身体の使い方がきちんと出来ていない」ために起こるものです。

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【裸足で走ることの意味】

そのために、本格的なランナーはきちんとした指導者について、フォームを学んだり、ストレッチなどを身につけているわけですが、初心者が最も簡単にランニングにおける身体の使い方を会得するための方法として、「裸足で走る」ことに最近注目が集まっています。

この裸足で走る手法を「ベアフットランニング」と呼びます。アメリカでは2009年頃から裸足で走ることのメリットに注目が集まり、アメリカの「ハーバード大学の進化人類学室」で研究を行ったところ、裸足で走ることで「関節に関わる負担がなんと50〜70%も軽減する」ことがわかりました。同種の研究は世界各地で行われており、細部は異なるものの「裸足が関節への負担を軽減する」というのはほぼ確実になっています。

 

【足は天然の圧力検知器】

靴を履いていないことから、クッション性がなく、逆に関節に負担が来そうに思えるかも知れませんが、神経の通っていない靴と違い、神経が通っている足の裏を直接地面に触れさせることで、「圧力を感知し無意識に負担を調節することが可能」となります。これによって、自然と、「走るときの身体の使い方が身につく」だけでなく、「外反母趾や扁平足といった足の症状も改善される」のです。

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【大地のエネルギーを受け取る】

ベアフットランニングでは「しっかりと足裏の感覚を感じて、地面からのエネルギーをもらって、柔らかく走って行く」ところにポイントがあるといいますが、スピリチュアルな世界でも「足から地球のエネルギーを取り入れる」ことに、注目が集まっています。

 

【体内の電気を調節する】

多くの電磁波に囲まれている現代人は、体内に不自然な静電気を多く帯びており、裸足で大地に立つことで、そのエネルギーを放出し、「地球が持つエネルギーと自由電子を受け取ることで、様々な不調を癒す」というのが「アーシング」という手法です。不自然な電位を、自然な電位で整えるというもので、シンプルな手法でありながら、多くの不具合を改善してくれるのです。

そもそも、私たち人間は長い間裸足で生活をしてきました。しかし、文明が発達するに従って足を守るための靴が作られ、さらに大地がアスファルトなどで覆われてしまったことで、普段の生活では「意識しないと地球に直接繋がることが難しく」なってしまっています。確かに靴も舗装された道も便利なものですが、生物としての人間にとって、不足するものが出てくるのは当然といえるでしょう。

 

【まずは裸足で歩くところから】

いきなりベアフットランニングにチャレンジするというのは難しいと思いますので、まずは時間のあるときにでも、近所の大きめな公園や緑地に出かけて「裸足で地面の上を歩いてみる」という体験をしてみてください。それだけでも、地球や自然のエネルギーと繋がり、人間もその一部だということが体感出来るはずです。そして、その心地よさになれたならば、本格的にベアフットランニングを学んだり、アーシングの技法を身につけてみるというのもオススメです。

The advantage of running barefoot.
Barefoot leads the Earth.

 

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