アーユルヴェーダで使われてきたハーブたち ~目を滋養するハーブとしてのトリファラ~インド生活『村上アニーシャのアーユルヴェーダ』vol.70

目が強化されると、目の印象全体が変わってくるようです。
アーユルヴェーダで使われてきたハーブたち ~目を滋養するハーブとしてのトリファラ~インド生活『村上アニーシャのアーユルヴェーダ』vol.70

ここのところ数回に渡り、トリファラのさまざまな使い道や効能などについてご紹介してきました。
トリファラは飲んでよし、髪によしと、いろいろな使い方ができますが、トリファラシリーズ最終回の今回は、目の滋養薬として使う方法についてお伝えしたいと思います。

実は私は、中学1年生の頃からコンタクトレンズを愛用してきたほどのド近眼なのですが、インドで生活していた頃、トリファラを朝起きがけや食後、そして夜寝る前に、胃腸を整えるために活用しつつ、トリファラが目にもいいということをアーユルヴェーダを通じて知り(トリファラはたくさんのアーユルヴェーダ製の目ケア商品の成分として使われ、トリファラを使った洗眼方法は、眼病予防や視力アップ効果が得られるといわれています)。

ついでに視力を強化できたらしめたもの。と思いながら、トリファラでの洗眼を日課にしていた時期がありました。
これは今でも、コンピュータワークなどで目を酷使しすぎたときなどにやっているのですが、

夜寝る前に、トリファラ小さじ1程度に熱湯を150cc程注ぎ、フタをして一晩置いておいておき、翌朝にその上澄み液をアイカップに移し、片目ずつ目をゆっくりと浸しながら数回瞬きをします。

これ、かなり強烈に目に染みるのですが、このジーーーンが目にまんべんなく染み渡った後は、なんともいえない目のカキーーーーン! というすっきり感があり、疲れがちだった元気のないショボショボ目や、コンタクト装用ゆえの目のかゆみなどが一発で吹きとびます。

(インド製のアイウォッシュカップ)

ついでに目の周りや奥の筋肉が強化され、目ヂカラも増す感じです。

インドで生活していた頃、こういった日課を儀式のように毎日やっていた時期があり、さらにインドの自然の中に身を置き、緑に囲まれて暮らしていたせいもあってか、明らかにインド生活以前の頃よりも目自体は強化されました。

例えばそれ以前は、コンタクトレンズをつけている時とつけていない時の差が歴然で、コンタクトをしていないときは近眼ゆえに常に目が弱々しい感じがありましたが、目が強くなったせいか、たまにコンタクトをつけているのかつけていないのかが一瞬わからなくなるほど、目の弱さへの違和感がかなり減りました。

以前vol.57で、鼻をナチュラルに高くしたい場合はナシャが役に立つというお話をしましたが、このトリファラ洗眼では、目をナチュラルに大きくパッチリさせたいときにもおすすめです。

私自身、インドでこういったアーユルヴェーダが教える目のケアなどをやってきたことで、目に繋がっている筋肉への意識が増し、強化されたため、以前よりも明らかに目が大きくなりました。

また、もともとの茶色に近かった黒目の色が、今ではすっかり茶色ではなくなり、黒目の色が濃くなりました。

目が強化されると、目の印象全体が変わってくるようです。

さて、トリファラ洗眼の実際のやり方をご紹介しましょう。
目にトラブルがある方は、ぜひ試してみてください。

(トリファラ入りのアーユルヴェーダ目薬)

 

★★ トリファラ洗眼のやり方 ★★

1.小さじ1杯のトリファラパウダーに、一旦沸騰させたグラス1杯程のお湯を注いでフタをし、一晩置きます。

2.翌朝、粉が下に沈んだ状態で、上澄み液をほんの少し取り除き、透き通った部分の液体をアイウォッシュカップに入れます。

3.アイカップの中に目を片方ずつ入れ、ゆっくりと数回瞬きをします。

4.使った液は一旦捨て、透き通った部分の液体を入れなおして、片方の目も同じように洗眼します。

※グラスに残ったトリファラ液は、胃腸の洗浄液としてそのまま飲んでください。

 

★★ 目のためのトリファラ家庭薬レシピ ★★

上記のように、トリファラ液で目を洗いながら、さらに以下のようなトリファラの家庭薬を内服することで、結膜炎、進行性近視、緑内障と白内障の初期段階を含めた目の疾患に役立ち、視力改善や目のトラブル防止にも繋がるとしてすすめられています。

 

《必要なもの》

・トリファラパウダー 小さじ1/2
・ハチミツ(※砂糖加工品ではない本物のハチミツ) 10滴
・ギー(精製バターオイル) 5滴程度

◎摂り方:
三つの材料すべてを混ぜ合わせ、夕食後にとります。
※2~3ヶ月以上とり続ける必要があります。

◎注意点:
このレシピは、妊娠中の方、5才以下の子供にはすすめられていません。

⇒このトリファラ家庭薬はこんな方におすすめ!:

*慢性的にドライアイの人
*目が充血し、ヒリヒリしていたりかゆい時
*視力が弱い人
*コンピュータを頻繁に(特に長時間)使う人

 

《村上アニーシャ さんの記事一覧はこちら》
http://www.el-aura.com/writer/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3/?c=73188