■体に備わる自己治癒力を高める〈11〉 ~さまざまな断食で、脂肪燃焼力をリセット&解毒 part.8~インド生活『村上アニーシャのアーユルヴェーダ』vol.114

『空腹感なしで2~5kg減量?
ギーを使った4日間のシンプル解毒浄化プラン』

さて今回は、自宅でできる、ギーを使った解毒浄化の具体的なやり方についてご紹介したいと思います。

実は、春の始まりから夏が始まる前の今の時期は、体を解毒するのにもってこいの季節。
冬は自然サイクルにおいて、「サバイバルするための余分な燃料(脂肪)を体の中に蓄えておくための季節」だったので、カロリーが高めで、脂肪分がたっぷり含まれたグルメな食べ物を満喫するために、最高の季節でもありました。

春が始まるとうって変わり、自然に実り、収穫されるものは、脂肪分がとても少ないものになります。
私たちの体もまた、自動的に解毒モードに入り、冬の間に体の中に蓄えた、緊急事態のための固形燃料・脂肪が燃焼されやすくなるので、春に実り収穫される旬の食べ物をたっぷりと食べているだけで、自然に痩せやすくなっています。

このため、春だけでなく、それぞれの季節に実り収穫されることをその季節のうちに食べておくことは、体を自然に自動調整し、自然サイクルと調和させて健康的に生きることにも繋がるわけですね。

さて、体が勝手に脂肪燃焼モードに入ってくれているこの時期に、さらにギーを使った解毒浄化を実践すれば、さらに効率的に体脂肪を燃焼させることができます。

これまでも何度か触れてきましたが、体脂肪が燃えている時というのは体に蓄積した環境汚染物質や、精神的、感情的な毒素の両方を一緒に解毒することにもなります。(このため、解毒後は、それまでの思考パターンや行動パターンが変わることがあります)

 

《やり方》

【1】まず、朝一番の胃が空っぽの状態で、ギーをとります。(オーガニックのギーが手に入ればベストです)

ギーの量は、

1日目: 小さじ2杯
2日目: 小さじ4杯
3日目: 小さじ6杯
4日目: 小さじ8杯

にします。
この時、ギーだけをとるのが理想的ですが、どうしてもオエっとなってしまう場合は、温めた牛乳、またはレモン汁の中に入れてとります。

【2】ギーを飲んだ1時間後ぐらいに、朝食をとります。
解毒期間中の4日間に食べる朝食、ランチ、夕食は、次の三つの食事プランから好きなものをひとつ選べます。
いずれの場合も、間食や軽食は一切なしとなります。

★モノダイエット(単一食事)
⇒三食すべてをケチャリにします。

★デュオダイエット(二重食事)
⇒三食すべてを「米と豆の組み合わせ」(これは必ずしもケチャリでなくてもOKで、たとえば赤飯、豆ごはんでもかまいません)
+野菜一品(一種類の野菜)にします。

(米と豆の組み合わせならなんでもOK)

★ポリダイエット(複合食事)
⇒三食すべて、スープ、米、豆、サラダ、果物、野菜、脂肪分のない赤身の肉など、好きなものを食べることができます。
但し、条件は、オイルや脂肪分を一切加えないこと。
また、自然食品(加工処理が一切されていない、自然のままの野菜や果物)のみを食べます。

【3】4日目の夕方に、ナチュラルな下剤を使って腸から毒素を除去します。
まず熱めのお風呂にゆったりと浸かります。
そして入浴後に、センナ茶を一杯か、温めたプルーンジュースをカップ1/2杯飲んで、終了です。

***

体をスムーズに脂肪燃焼モードにするための最高の秘訣は、朝のうちにその日にとる全部の脂肪分(ギー)を食べておき、日が終わりに近づくにつれ、ごく少量のみの脂肪分かまたは、ノンオイルにすることです。

(解毒食事はノンオイルがベスト)

この4日間の解毒浄化では、毒素除去もさることながら、体重を2kgから5kg減らすこともできるといわれています。

断食のような苦しさもなく、空腹感を感じることなくできるこのシンプルな方法。
夏が始まるまでの今の時期に、サクっとやっておくのがおすすめです。

 

《村上アニーシャ さんの記事一覧はこちら》
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(トップ画像/春の間は解毒に最適な時期)