ArisaのWellness美人に、なろう。 ~バンクーバー発☆ココロとカラダのBeauty Tips~ Vol.3マッサージ

みなさんこんにちは。
カナダ、バンクーバーからカラダとココロに役立つホリスティック情報をお伝えしているマッサージセラピスト/ボディワーカーの Arisaです。

私の住んでいる街、バンクーバー健康志向で考え方も開放的な人が多いので、身体を”Whole, 全体”としてとらえるホリスティックなアプローチや、代替医療(Alternative medicine)にもオープンな街です。今後は西洋医学と代替医療をあわせ治療していく統合医療(Integrative Medicine)も多くなっていくのではないかと言う医師も少なくはありませんし、すでに代替医療のドクターや栄養士、ヨガインストラクターと一緒になってアプローチしている西洋医学のドクターもいます。

バンクーバーでの主流の代替医療どんなものあるのかというと、
・伝統医学(Traditional Chinese Medicine: TCM)
・鍼灸
・カイロプラクティック
・自然療法
・マッサージ
などでしょうか。今日は私の仕事でもあるマッサージについてお話ししたいと思います。

【マッサージの歴史】
マッサージは、世界最古の自然療法と言われています。西洋医学の父、ヒポクラテスは、紀元前460年に以下唱え、マッサージの効力と必要性を述べました。
”The physician must be experienced in many things, but assuredly in rubbing.
凡そ医たる者は、医学に関する学科とともにマッサージの一科をも研究せねばならない”

紀元前2330年のものだと思われる、男性同士が手足をマッサージしあっている絵も残されています。

こんな昔からあったなんて、私も知りませんでした!

【安らぎと活力を与える、人間の手】
人のタッチを十分に受けていない子供は健康に育たない、もしくは死に至ると言いますし、ベビーマッサージを受けた未熟児の赤ちゃんは、受けてない子よりも体重早いとの報告もあります。以上からもわかるように、人のタッチはとてもパワフルで、安らぎと活力を与えます。

しかし、現代社会は人と人とのの触れ合いがどんどん少なくなり、「タッチ=ヤラシい」イメージがあったりもして本当に残念です。マッサージを受けると(する側も)幸福ホルモン(信頼ホルモン)と呼ばれるオキシトシンが上昇するので、人とのコネクションを感じて幸せな気分になれます。子供やパートナーをさすってあげたり、マッサージをしあうだけで、カラダにもココロにも大きな効果があるのです!実際に学校のクラスでマッサージをとりいれたら、それまでうるさくて手のつけようのなかった生徒も静かになり、いじめも少なくなったという報告もあります。

【マッサージには「リラックス~♪」以上の効果がある】
幸福ホルモンが上昇する以外にはどのような効果があるのでしょう?

・ストレスホルモンのひとつであるコルチゾールが減少し、免疫力が高まる。
・高血圧患者の血圧や心拍数が下がる。
・炎症症状の減少。
・筋肉がほぐれて楽になったり、深く呼吸ができるようになる。
という事実は研究によっても明らかにされています。

マッサージを受ける時間は、自分の身体と呼吸に集中するので、瞑想をしているような時間でもあり、自分では感じなかったカラダやココロの状態に気づくこともあるのです。このように、マッサージには、「気持がいい~♪リラックス」以上の様々な効果があります。

欧米で主流のマッサージはオイルマッサージ。
日本ではまだ「贅沢」や「ご褒美」や、エステティックなど美容的なものと考えられるオイルマッサージですが、欧米ではヨガやエクササイズと同様セフルケアのひとつで、幸福感を高める大事な手段とも言われています。

忙しい時にこそセルフケアは必要です。
今日はぜひ、自分のための時間を作ってみませんか?

★YouTubeで、簡単にできるセルフマッサージ方法や10分ヨガをシェアしています。セフルマッサージも効果大です。よろしければやってみて下さい!

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