朝採り野菜のマルシェで、新しい野菜に出会いたくて、木曜日のお昼一番に「Bar Pappa」さんへ。
今回も、野菜のおいしい食べ方のポイントを教えていただいたのでそれを参考にいろいろ作ってみました。
もっとおいしい食べ方があるかも……そんな未完成なメニューもありますが、できるだけ野菜をシンプルにイキイキとしたまま調理して楽しみました。
●香るルッコラとソーセージのフレッシュニンニク炒め
ルッコラは、生で食べる柔らかいタイプと、炒めて食べる茎がしっかりしたものと色々。
炒めて食べるルッコラは初めてだったので、今回はそちらを試してみることに。
葉も根も付いているフレッシュなニンニクと、ドイツのハーブ入りソーセージと一緒に炒めてみた。
ニンニクは、「根っこも食べてね」と教えていただいたので、根も葉もすべて完食。
水分たっぷりで、調理しているときからすごくいい香り。
カリカリに炒めるのはもったいない気がして、しんなりしたところでやめた。
炒めて食べるルッコラは、予想以上に最高!
香り高く、味も濃い。
よく、ゴマに似た香りと言われるけれど、それ以上かも!
油ともよく合いとても風味が良い。
ニンニクもフレッシュ&パワフル。
葉も根もいわゆるニンニク部分も、それぞれの食感と香りの違いが楽しめた。
香りづけに使うニンニクとは別物の、「野菜」という感じだ。
食べたときには匂いがあるけれど、次の日にはあまり残らないそうだ。
白い糸のようなのが、ニンニクの根っこ。
みずみずしい食感が印象的。
イタリアの生ハム、クルードハムの切れ端が安くなっていたので玉ねぎと炒めてペンネに。
ルッコラは、炒めすぎずに単独で炒めてペンネの上に。
濃いハムの味がじんわり染みたペンネ。
そこに虜になったルッコラがぴったり♪
● 紫色の水菜のシャキシャキ感は、それだけでごちそう。
あまりに美しい紫なので、お洒落なメニューにしたいと思った。
そのまま食べると、みずみずしくてほのかに甘い。
そして、しっかりとしたシャキシャキ感。
いつも食べている水菜は、生やハリハリ鍋で食べているとそのシャキシャキ感がちょっとめんどうになってくる。
でもこの紫の水菜は、どれだけ食べてもあきない。
そんなおいしさときれいな色を生かしたくて、グレープフルーツといっしょにサラダに。
シンプルにお塩とバルサミコ酢だけをかけた。それぞれにおいしいけれど、まとまりのない感じが気がかり……。
もっとおいしい食べ方はないかと、チリミックス入りのカマンベールチーズといっしょに盛り付けたら、これは成功!
紫の茎の食感、一本一本を存分に楽しめた。
茎の一本一本がシンプルにおいしかった。
以前、紫キャベツをリゾットにしたら、パープルリゾットになった。
この水菜はどうなるだろう?
ミルクスープに浮かべたらどうなるだろう??
次回もこの水菜があったら試してみたい。
季節ごとに珍しい旬野菜が揃う、朝取れマルシェ。
毎回、新鮮な出会いに驚きです☆
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