ネイティブアメリカンの英雄、アイアン・イーグル・ジョー氏*セミナー体験談

意外なことに、アパッチ族は「太陽」ではなく「月」を重視していたようです。「月」によって暦が作られ、村の重要事項がそれに添って決められていました。

(写真左から、筆者:373、アイアンさん、通訳:かいふきこさん)

 

みなさま、こんにちは!
エンジェリック・セラピストの373(みなみ)です。
いつもありがとうございます。

今回は、先日参加させていただいた、ネイティブ・アメリカン「アパッチ族」の英雄ジェロニモのひ孫にあたる直系末裔アイアン・イーグル・ジョーさんのセミナー体験談をシェアさせていただきますね。

 

■方位に敬意を払うアパッチ族

真っ赤な衣装に身を包み、ロングヘアーにターバンを巻いて現れたアイアン・イーグル・ジョーさん。日に焼けた顔に深い皺が刻まれ、いかにもネイティブ・アメリカンといった風貌です。

アパッチ族はセレモニーなどを行う時、まず「方位」に敬意を払うのだそうです。この日もまず東西南北を召喚し、続いてご先祖様を招き入れられました。

「方位に敬意を払う」と聞くと、一瞬、異国の珍しい風習のように思えますが、「今年の恵方巻きは南南東」とか「北枕は縁起が悪い」「西に黄色いものを置くと金運が上がるらしい」など、実は我々日本人にも縁のある風習かもしれませんね。

 

■心揺さぶるチャンティング

アイアンさんは、口笛と歌、太鼓とマラカスのような民族楽器による「チャンティング」を何曲か披露して下さいました。素朴で力強い音楽は乾いた荒野を彷彿とさせ、なぜかじぃ~んと来て涙が出そうに……

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(アイアンさんの太鼓とアクセサリー)

歌の音程や楽器のチューニングうんぬん、演奏テクニックやコンピューターのサウンド技術などを超越した、人間の魂の発露としての「歌」「音楽」の原点をそこに見たような気がしました。

私は、瞑想やクライアントさんのリーディングなどをしている時、よく動物のビジョンが出てくるのですが、この時もやはり、うさぎや鹿、プレーリードッグ、カンガルーの親子などが出てきました。

余談ですが「内在するスピリチュアル・パワーが強いと動物達のもつ強いスピリチュアルな資質とシンクロする」というこちらの記事を読んで、またひとつ、自分の道を再確認させていただきました。

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■もし月がなかったら、どうなっていたでしょう?

意外なことに、アパッチ族は「太陽」ではなく「月」を重視していたようです。「月」によって暦が作られ、村の重要事項がそれに添って決められていました。

「もし月がなかったら、
一体どうなっていたでしょう?」

アイアンさんは、セミナー中、
この言葉を何度も何度も繰り返しました。

「我々は問いかける必要がある」と。

月の中でも「満月」は重要視されるようで、1月から12月の満月にはそれぞれ名前がついています。例えば、1月はオオカミの満月、2月は雪の満月、6月はイチゴの滿月、といった具合です。