エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.80~パパになりたくなかったなんて言えない(潤治編)

結婚して11年目、夫婦共に40代を過ぎてからやって来た新しい家族の存在は、とてもありがたいと感じながら、それとはほど遠い氣持ちもあることに気づかされます。 最高のパパでありたいと思う僕がいかに周りに迷惑をかけ、疲弊させてしまうかを今回は学びました。
エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.80~パパになりたくなかったなんて言えない(潤治編)

娘の小葉は2歳10ヶ月。

この春から彼女は幼児園に通うことになります。
彼女自身が創り出していく世界が目の前に広がっています。

 

娘のいない時間が、僕の生活の中に出来はじめるのです。

夫婦の時間も増えるでしょうし、仕事に没頭できる時間も増えることが予想されます。

その時間のことを考えるだけで、ワクワクするし、寂しく感じることもあり、心がざわつくのがわかります。

寂しいながらも、ワクワクが湧き起こってくる自分に「何て不謹慎な!」と戒めるわけです。

娘がいない時間をワクワクするなんて、彼女に感じてはいけないのでは? と思っているのです。

「パパとして失格じゃないか? ママはそのようなことを思うのだろうか? 怖くて訊けない……。」

子育てする日常に埋没して、自分が本当に感じている氣持ちを知らずに押し隠してしまっていたのかもしれません。
それが、小葉の入園準備が進むにつれて抑えこんでいた氣持ちが込みあげてきました。

まるであまりしたくないと思っていた排泄なのに、歩いてトイレに向かうにつれて一気にしたくなって漏れそうになるようなものでしょうか。
便座に座って、用を足す時にいかに自分が排泄を我慢していたことに気づくことに似ていると感じます。

 

「娘にとって最高のパパでいたい。」

という氣持ちが強すぎて、自分への期待がどんどん強くなってしまい、制御できなくなりました。

頑張ればなれる?
どれだけ頑張れる?
どれだけ賭けられる?
どれだけ捧げられる?
どれだけなげうって身を尽くせる?
本当にそれが限界?

TrinityWeb スピリチュアル子育て 第80回 潤治編 画像2

 

自分にこれだけ厳しく、荷物を背負わせるのですから、心は疲れ果ててしまいます。

その重い荷物を自分では持ちきれないので、ママの寛子に連帯責任としての荷物を強いることになります。
迷惑な「パパの理想主義」です。

ママが子どもには仏の顔で、夫に鬼の形相なんて話もよく耳にしていましたが、
僕がそのとおりのパーソナリティになるとは夢にも思っていませんでした。

娘の前で思いっきり夫婦喧嘩してしまう始末。

もう、これは修復できない夫婦の傷になってしまうのではないか?
と震えが止まりませんでした。

自分で原因を作りながら、予想される結果には心底怖れている(深いところでは望んでいたりもする)わけです。

お互いに理解しあえないという僕の創り出した幻の世界は、僕の「パパやっていられないという弱みを見せること」で終結しました。
娘の成長に反比例して、僕はとても疲れてしまっていたことに氣づきました。

「パパになりたくなかった!」
「寛子とふたりでいる頃、とても楽しかった!」
「時間がもどれば良いと思っている!」
「もう、パパでいるの疲れたよ、もう、いや!」

このような思いを感じることすらいけないと思っていたため、そう感じないように疲れている自分にムチを打ち、
いつの間にか頑張り過ぎて、寛子に辛くあたっている自分に気づきました。

TrinityWeb スピリチュアル子育て 第80回 潤治編 画像3

 

似た者同士なら、末期的なふたりの状況をなんとなく気づくこともあります。

それが違う感覚の者同士だと、相手に理解してもらうために、自分と対峙せざるを得ない状況を乗り越える必要があり、正直、しんどいです。

しかしながら、その失敗や挫折感、経験がまた何かしらの貢献になるようにも思っています。
僕たち夫婦に子育てやパートナーシップのご相談が多いのも僕たちのそういった姿勢に何か共鳴するものがあるのかもしれません。

もちろん、娘、小葉の存在は唯一無二でありがたいものですが、パパになりたくなかったという思いもある自分を肯定したいと今回の自分の顛末に思いました。

僕の「パパとしてこうありたい」という理想主義が、自分を追い込み、周りを疲弊させることになったわけです。
暴力的でわがままな実父の姿を見て育ったので、反面教師として「誓ってしまったこと」が多かったのだろうと思います。

僕の中にいる父の影響を受けた自分を押し隠すほどに、追い詰められた局面で堰を切ったように出てくることもあらためて学べたように思います。

子育てのおかげで僕の中の「囚われた思考」がまたひとつ露呈され、未来のイメージが広がりました。

 

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