Temple Of New Dawn こぼれ話〜Amalin Story #4

Spiritual Land of India Encounter of Two Enlightened beings “Tamo-san” and “OSHO” !!!

今回から、その都度おこる Temple Of New Dawn こぼれ話をミニコラムとして Amalin Story コラムの一角に導入して、テンプルや睡蓮池セラピー(Lily Pond Therapy)の周りで日々起こるライブなストーリーをご紹介したいという思いがやってきました。

皆さんにテンプルのことをより身近に知っていただきたい! という祈りから始まりました。

また、いつか、少し疲れちゃったな〜って思う時があったら、テンプルを訪問して元気になってお帰りいただきたいな〜っていう素直な気持ちから2002年にオープンしたリトリートスペース 「テンプル オブ ニュードーン(新しい夜明けの寺院)」です。
世界での『愛と瞑想』のある生き方『新しい夜明け』を祈っての命名です。

美味しくて自然でヘルシーな、長岡式酵素玄米を中心とした調和食をみんなで一緒に作りながら、自然な内に調和食の作り方を学び、空気も美味しい広いベランダで自然の眺望を楽しみながら、美味しくいただきます。
満天の星空を眺めながら瞑想したりハートからの対話が起こる露天風呂。

その目前に広がる睡蓮池で素っ裸で泳ぐ心地よさ。
生活や仕事に活かせる種々の瞑想法を学ぶ。
ストレス解消。
その人に向いたヨガ・セラピー・マッサージの紹介など。
ワーク瞑想を通して新しい生き方を学ぶ。
そうこうしている間に日々の生活の中での瞑想が起こってきます。

Temple Of New Dawnは生きた瞑想を学ぶイマココ道場です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

Australia Story ミニコラム Temple Of New Dawn こぼれ話 その一

サンバードっていう名の雀の半分くらいの大きさのスリムなボディーに、まっ黄色のお腹にメタリックブルーと黒の混じった頭を持つ、モダンでビビッドな姿の小さい鳥(ハニーイーターでお花の蜜と小さな昆虫を食べて生きている)が、私の住む北東海岸沿いオーストラリアに自生しています。
安心できるからか、人好きで人家の軒下とかに巣を作るので、北東部オーストラリアに住む人みんなが大好きな小鳥です。

そのサンバードが久しぶりに、家の軒下に三年くらい前からすでに作ってあった、巣にもどり再補強して子育てのために、この春(オーストラリアでは秋)は帰ってきてくれました。

いつも、家の周りに植えたお花の蜜を食べにきているんですけども、元の巣に帰って卵を温めるためにすわってくれる時は格別に嬉しいものです。
この種はハッピーな家にしか巣を作らないという言い伝えもあって、地元の人はサンバードが巣作りに来てくれると、大いにウエルカムするし、みんなの自慢話の種なんです。
こういう会話を交わし合える自然好きOZと、それを許す余裕のあるオーストラリアの田舎の環境も大好きで、私はここに住むことを選択したのでした。

睡蓮湖(Lily Pond)に面した私のベッドルーム前の広いベランダの軒下に吊るされた、自然から見つけた素材で時間をかけて編んだ、涙型ブランコみたいな形の巣に、数日前からすわり始めたサンバードのママ。
朝日が昇りしばらくして少し暖かくなり始める頃に活動を始め、家の周りで自由に餌を食みながら、時々帰ってきてはまた、卵の上にすわるのです。
いない隙に巣を覗くと、ウズラ卵の三分の一くらいの大きさの小さな卵が二つ産んであります。
二週間くらいそうこうしている間に雛が孵ったみたいで、親鳥がいない隙にチラッと覗いては成長を見守り観察していました。
まだ雛が小さい内には親鳥も雛と一緒に寝ています。
その頃の雛はまだ産毛みたいな羽も黒っぽく濡れていて、とても壊れやすく繊細な感じです。
だから、夜間は巣に入り一緒に寝て小さな体を温めてあげているんだと思います。

そんな野鳥観察を続けるある朝、まだ薄暗いうちから、ベッドで起き抜け瞑想をするのが今の私のお気に入り、ふっと目を開けると、ベランダの床に何か黒っぽい卵型のものが落ちています。
いつも風にのって飛んでくるユーカリの落ち葉とは違う形、何だろう? って思いつつ、また目を閉じて瞑想していました。
また、ふっと目を開けるとその卵型がヒューッと手を伸ばしたのです。