死んだ後にあなたは何に生まれ変わりたいですか?

遺骨をさらに細かくしたものを、森や海にまく「散骨」はポピュラーですが、自然へと還るのではなく、遺族や大切な人の側に一生添い遂げる形に生まれ変わるというパターンもあります。その中で、最も有名なものとしては「遺灰をダイヤモンドにする」という手法があげられます。
死んだ後にあなたは何に生まれ変わりたいですか?

【物理的に生まれ変わる】

「死んだ後にあなたは何に生まれ変わりたいですか?」と質問されると、Trinity読者の皆様ならば、「来世」のことをイメージする方が多いかも知れません。しかし、今回紹介する生まれ変わり方は、スピリチュアルなものではなく、非常に「物理的なもの」なのです。

 

【火葬された骨の行く末】

日本人は死後、ほぼ100%の人が火葬されます。これは国土が狭いという物理的な問題もありますが、衛生的な面から考えてもベストに近い死体の処理法です。アメリカなどでは現在でも土葬の地域がありますが、土地が広いアメリカでも疫病などの対策から火葬を取り入れる地域が増えてきています。

火葬にされた人間は、骨になり、それを「骨壺に入れてお墓に安置する」というのが基本ですが、近年では仏教に関心を持たない人、また将来的にお墓を世話して貰うことを考えていない人が増えてきたために、お墓の形も変わりつつあります。そもそも、「お墓を作らないという選択」も増えてきているのです。

遺骨をさらに細かくしたものを、森や海にまく「散骨」はポピュラーですが、自然へと還るのではなく、遺族や大切な人の側に一生添い遂げる形に生まれ変わるというパターンもあります。その中で、最も有名なものとしては「遺灰をダイヤモンドにする」という手法があげられます。

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【遺灰がダイヤモンドに変わる】

今から15年近く前、「2002年」にアメリカのシカゴにある会社が故人の遺灰をダイヤモンドに変える計画を発表しました。それから15年以上たった現在では、日本でもダイヤモンドを制作するという会社が増えてきています。ただし、遺骨からダイヤモンドを作れるほどの炭素が本当に得られるかどうかは、実は定かでは無く、ガラスのようなものを作っているのではないかという説や、添加物によってそれっぽくしているのではないか、という説もあります。一応、前述の老舗ともいえる特許を取得したシカゴの会社は現在も存在していますので、すべてが詐欺とはいいきれませんが、もしも、注文する場合はしっかりとしたリサーチをしてから申し込む方がいいでしょう。

 

【そんなモノまで遺骨で作れるの?】

アメリカでは火葬が増えると共に、このような遺骨の活用方法が模索されるようになったようで、現在では遺骨を「拳銃や、ライフル、ショットガンの弾丸へと変える」という、イマイチ目的がわからないものや、同じく炭素でも「黒鉛として鉛筆にする」などのサービスまで登場しています。

また、遺骨を単純に遺灰にするだけでなく、パウダー化する技術も発達していることで、「遺灰を使った砂時計」や、「遺灰を混ぜ込んだインクを使って写真をプリント」したり、「遺灰を絵の上に付着させてから固定させる」など、粉末状のものを使うことならば、なんでも可能という様相を呈しています。

 

【姿を変えて遺族の側に居続ける】

死んだ後の肉体は、スピリチュアルな観点からすると、単なる物体ではありますが、残された遺族にとっては、例え姿を変えたとしても「近くに居て欲しい」という気持ちも充分わかります。加工技術が進歩している現代ですので、今後も新しい形の遺灰の活用方法はどんどんと考え出されることでしょう。

「死んだ後にあなたはどんなモノに生まれ変わりたいですか?」

Reborn after death.
How to take advantage of the remains.

 

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