蓮村誠先生インタビュー「アーユルヴェーダで健康になる秘訣を教えてください!」PART.9「この病気なら、アーユルヴェーダにかからなくては損! その3」

前回に引き続き、TRINITY Vol.50の「専門医が教える健康生活のオキテQ&A」企画のなかで伝えきれなかった、蓮村先生直伝のアーユルヴェーダの健康法をTRINITY WEBでご紹介していきます。

はじめに、蓮村誠先生は日本では大変希少なアーユルヴェーダドクターです。クリニックでの診療以外にも、アーユルヴェーダ式毒だしの著書をたくさん執筆されており、ご多忙な日々を送られています。そのようなご多忙な中でも、常にアーユルヴェーダの叡智に沿った生活を送られており、誰もが欲しいと願う若さと健康を保たれております。去年は歳が離れた若くて綺麗な女優さんとご結婚されました。そんなイキイキと輝いている蓮村先生に、いつまでも健康でいられる秘訣をお伺いしてきました。

 

この病気なら、アーユルヴェーダにかからなくては損! その3

──アレルギーの病気をお持ちの方も多くいますが、それは対応できますか?

花粉症を含めアレルギー性疾患は日本人に非常に多いのですが、これはほとんど食事の乱れですから、その人のアーユルヴェーダの体質に合った形で食事を整えればおおむね治ります。

確かに、現代では添加物の多さ、遺伝子組み換え、農薬の問題などがありますが、それを摂ったからと言ってすべての人が病気になるわけではありません。なぜなら人間には、免疫力や自浄作用があり、そうしたものを取り込んでも体外に排出し、浄化する力があるからです。自浄作用あるいは免疫力などの力を総称して、アーユルヴェーダではオージャスと言いますが、オージャスをきちんと強く持っている人は、極端に言えば放射能に汚染された物を食べても大丈夫です。身体のオージャスがちゃんとある人は、内部被ばくをする心配はありません。

──では、そのオージャスの増やし方を教えてください。

オージャスを増やすために大切なことは、無農薬の食材を食べること以上に、どれだけ自分の体質に合ったものを適切に食べるかという事です。これは、どんなに質の高い食事でも、食べ過ぎたり、不適切に食べれば、消化することができずにオージャスにならない、ということです。

オージャスは消化された最終産物としての物ですから、どんなものでも食べた物が消化できなければ、それはアーマ(毒素)ですし、アーマ(毒素)が出来れば確実に免疫システムは弱くなってしまいます。たとえ農薬が付いたものでも、きちんと消化されれば、オージャスができるわけですから、そのオージャスが自分の身体を守ります。もちろん、わざわざ農薬だらけの食べ物を食べる必要はありませんが、身体に合ったものを適切な量、適切な形で食べていれば、確実に人は健康になるのです。

──食べ物自体にオージャスが多いものと少ないものがありますが、そちらはどうお考えですか?

もちろん食べ物自体にオージャスが豊富な物もあるし、無い物もありますので、オージャスが元々多く含むものを、十分に身体が消化できる形で食べることは大切です。そう考えた時に、私たち日本人が一番あやまった食事の仕方が、夜遅く、たくさん食べることです。これを毎日続けることで、消化力が弱り、食べた物がオージャス(活力)にならずにアーマ(毒素)になってしまい、免疫システムを落とし、アレルギーを起こす原因となります。
農薬は、アレルギー反応を引き起こす引き金になっているだけで、直接の原因はアーマということです。

■マハリシ南青山プライムクリニック
http://www.hoyurishikai.com/data/doc.html

■TRINITY Vol.50の詳細はこちら
TRINITY Vol.50は現在書店にて好評発売中です。P33に先生のインタビューが掲載されております。そちらも合わせてご参照ください。
https://www.el-aura.com/?p=49773

■蓮村誠先生が「健康生活フェア2014 in YOKOHAMA」で講演されます
http://www.healthylifefair.net/