蓮村誠先生インタビュー「アーユルヴェーダで健康になる秘訣を教えてください!」PART.8「この病気なら、アーユルヴェーダにかからなくては損! その2」

前回に引き続き、TRINITY Vol.50の「専門医が教える健康生活のオキテQ&A」企画のなかで伝えきれなかった、蓮村先生直伝のアーユルヴェーダの健康法をTRINITY WEBでご紹介していきます。

はじめに、蓮村誠先生は日本では大変希少なアーユルヴェーダドクターです。クリニックでの診療以外にも、アーユルヴェーダ式毒だしの著書をたくさん執筆されており、ご多忙な日々を送られています。そのようなご多忙な中でも、常にアーユルヴェーダの叡智に沿った生活を送られており、誰もが欲しいと願う若さと健康を保たれております。去年は歳が離れた若くて綺麗な女優さんとご結婚されました。そんなイキイキと輝いている蓮村先生に、いつまでも健康でいられる秘訣をお伺いしてきました。

 

この病気なら、アーユルヴェーダにかからなくては損! その2

──今までのお話ですと、生活習慣に起因する病気がアーユルヴェーダにかかると治るとお伺いしましたが、それ以外の病気も治せますか?

メンタルな病気、例えばうつ病、躁鬱、双極性障害、自律神経失調症、不安神経症そういう精神疾患の病気はアーユルヴェーダは非常に得意です。こういう場合には、単に食生活だけでなく薬草も使いますが、それに適応した様々なトリートメントメニューがあります。

──メンタルな病気の場合には、どのようなトリートメントをされますか?

精神的にたいへん苦しい立場に長時間置かれ、精神的に弱ってしまい、それが原因でうつ病になっている人の場合は、アーユルヴェーダ的に見てみると心臓が弱っている人が多いです。そのような人の場合、胸が苦しかったり、呼吸が浅かったり、活力がでなかったり、願望を持てなかったりします。こういう時に、心臓のストレスを浄化し、機能を高め元気にするトリートメントを行います。全身のオイルマッサージをおこなってから、心臓部分をオイルで温めていく方法です。きちっとやれば数か月で十分に改善します。

神経のヴァータが非常に乱れて不安神経症であるとか、精神的に不安定になっている人の場合は、シロダーラやシロバスティーなどのメニューをおこないます。

──そのトリートメントはどのぐらいのペースで受けると症状が改善するのでしょうか?

心臓のメニューなどは、都内に住んでいて近くにお住まいの方は、1週間に1回ぐらいのペースで5~6回受けていきます。普通の生活をしながら徐々に心臓を強くしていくことが出来ますから、無理なく確実に元気になることができます。心理療法やカウンセリングなどは、基本アーユルヴェーダではしませんが、本人が自分の状態を知的に理解することはとても大事なアプローチですから、その方の健康状態、心や体のバランスが今どうなっているかはきちんとお話しします。また同時にきちんとと治っていくのだという事も教えていきます。 そして、確実に治るように食生活の指導やトリートメントを推薦します。トリートメント・食生活・薬草製剤の3つが基本となります。

慢性関節リウマチは、関節にアーマが溜まり、ヴァータが害されることで生じる病気です。ですから、まずは関節に溜まっているアーマを浄化するために食事療法と、ヴァータを整えるために生活指導をおこないます。さらに、薬草製剤の処方と、トリートメントの推薦をし、確実に治していきます。

■マハリシ南青山プライムクリニック
http://www.hoyurishikai.com/data/doc.html

■TRINITY Vol.50の詳細はこちら
TRINITY Vol.50は現在書店にて好評発売中です。P33に先生のインタビューが掲載されております。そちらも合わせてご参照ください。
https://www.el-aura.com/?p=49773

■蓮村誠先生が「健康生活フェア2014 in YOKOHAMA」で講演されます
http://www.healthylifefair.net/