海猫屋の「不思議なことなどなにもない!」天使なんて大嫌い!編PART.1

オラクルカードとの運命的な出会い

スピリチュアルを理解しなければ…そう考えた私は、ここからセッションと呼ばれるものを体験していくわけですが、その前にオラクルカードとの出会いをもう少しだけお話しさせてください。
自分に必要なメッセージが届く…そうガイドブックには書いてありましたが、私は何度カードを引いても「私に必要な」の意味がわからなかったのです。(つまりセルフリーディングは苦手でした)そのため最初の頃は絵を描くためのインスピレーションのみに、カードを使っていたのです。
そうこうしているうちに絵のネタも尽きてしまったので、私は再びオラクルカードを求めて本屋へと向かいます。そこでふたつ目となるオラクルカードを手にしたのですが、そのガイドブックには「他の人をリーディングする場合」の説明が書かれていました。

「へぇ~これって占いができるんだ。」

ずいぶん昔、タロットカードに挑戦したことがあるのですが、70枚以上のカードの意味(しかも正と逆で意味が変わる)とカードの配置を覚えることができず、あっけなく挫折したことを覚えています。
しかしオラクルカードは1枚や3枚引きでいいらしく、どっち向きでも意味は変わらないとか。しかも引いたカードの意味はガイドブックを読めばいいということで「これなら暗記の苦手な私にもできる!」と思ったのでした。
早速、友人Aに「天使の占いがあるんだけどやってみない?」と声をかけたところ、Aも「おもしろそう!」と言ってくれたので、そのカードリーディングとやらを試してみることになりました。

「とりあえず天使からアナタに必要なメッセージを受け取るっていうのをやってみるね!」

そうAに伝え、3枚のカードを引いてみました。おもしろいことに並んだカードを眺めていると言葉がツラツラと頭のなかに流れ込んできます。特にガイドブックを見る必要はないと感じたので、流れ込んできた言葉のままにAに伝えたところ、予想もしなかったことが起きました。

友人Aが突然ハラハラと泣き出したのです!!!!!!

「ごめん!私、なんか変なこと言った??!」
「違うの、私もよくわからないんだけど、嬉しいというか、理解してもらえたというか…とにかく哀しいんじゃなくて嬉しくって涙が止まらないの…」

意味がよくわからずポカーンとする私を他所に、Aは今まで隠していた胸のうちをいろいろ話し出しました。そして「スッキリした、ありがとう!」と、にこやかに去っていったのです。

「このカード、なんだかわからないけど…おもしろいかも?!!」

こうなってくると好奇心が止まりません。他の友人にも声をかけ「天使からのメッセージを受け取る」をやってみたところ、ほとんどが友人Aと同じ反応でした。なかには「なんでそんなことまでわかるの?」と驚く人もいたほど…
当たる・当たらないというよりも「スッキリした」「ありがとう」と笑顔で言われることが嬉しくて、私は天使の絵を描くことと平行してオラクルカードリーディングなるものを始めたのです。
これがそもそもの迷走劇のきかっけになるとも知らずに…

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