松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島~しあわせ島時間~宮古島より新緑のお便り

宮古島の春

こんにちは、宮古島在住のジュエリーデザイナー松田有真です!

新緑が目に鮮やかに映り、風薫る爽やかな季節となりました。今日から5月の始まりですね! 各地の皆さまは、元気でお過ごしでしょうか? 抜けるような五月晴れの空に、真っ白い洗濯物がはためいている景色は実に気持ちがいいものです。4月、宮古島では寒の戻りが続き、肌寒い日が続いていました。4月中旬には、1年の中でも最も潮が引く「大潮」があり、海上には幻の大陸「八重干瀬(ヤビジ・ヤエビシ)」が浮かび上がりその姿を現しました。


こちらは2012年に訪れた八重干瀬の様子。


色とりどりの珊瑚がいっぱい!でも、大事な珊瑚を踏まないよう十分に気を付けて……。

そして、4月10日(旧暦3月1日)からは「竜宮マンツニガイ」(竜宮開き)という宮古島の伝統行事があり、神に仕えるツカサ(司)と呼ばれる女性たちが島の竜宮の神の道を開く祈願を行い向こう一年間の宮古島の繁栄や市民の無病息災を祈る行事が行われました。

 

この「竜宮マンツニガイ」には、宮古島で出会った素敵な女性、下里真樹子さんがご案内をして下さり、宮古島の伝統行事に触れる貴重な体験をさせて頂く事になりました。真樹子さんその節はお世話になり、本当にありがとうございました。

さて、5月と言えば「皐月」。「皐月(さつき)というのは、」早苗を植える時期「早苗月(さなえづき)」を略したもので「耕作」を意味する古語の「サ」が元になっているという説もあるそうです。また、「皐月」の”皐”には「神に捧げる稲」という意味もあるそうで、日本古来の言葉には、奥深い意味を持つものが沢山ありますね!

その他、5月の呼び名にはこのようなものがあるそうです。

・菖蒲月(あやめづき)
・薫風(くんぷう)
・早月(さつき)
・橘月(たちばなづき)
・雨月(うげつ)
・稲苗月(いななえづき)

いずれもその文字を眺めているだけで5月の季節のイメージが湧いてくるようではないですか?「夏も近づく八十八夜~♪」2月4日頃の立春から数えて88日目の日が八十八夜。八十八夜を過ぎれば気温も上がり、それ以降霜が降ることはないとされ、種まきの季節や、新茶摘みの季節とされています。

田植え、一番茶、柏餅、青梅、新茶なども、この季節を感じるキーワードですね! その他、5月の行事や記念日には、憲法記念日、こどもの日、端午の節句、ゴールデンウィーク、立夏、母の日、小満と、イベント盛りだくさん。潮干狩りも楽しいシーズンです!

そして、食材では、この季節、キャベツ、さやえんどう、ふき、わらび、玉ねぎ、アスパラ、グリーンピース、きゅうり、そらまめ、トマト、茄子、明日葉、うど、かぶ、クレソン、じゃがいも、ぜんまい、たらのめ、にら、にんにく、のびる、 レタスなどが旬になります。こうした質の良い旬の野菜を、シンプルな味付けで調理して素材の味を存分に感じながら頂くのは本当に格別です……!


無農薬・無肥料・自然栽培のジャガイモ、さやえんどう、その他野菜をオーガニックオリーブオイルとハーブソルト、ペッパーのみで味付けたシンプルなサラダ。

こんな風に、旬の食材を知って日々の食卓に取り入れたり、季節ごとの行事に改めて心を向けてみたり、風の香りや気温、湿度の変化を肌で感じ、季節の移ろいを体中で感じる事って、心豊かなハッピーライフを送る上でとても大事な要素になりますよね!

忙しい日常や、現代的な便利な生活ばかりを送っていると、ヒト本来が持っている「感じるセンサー」がついピンボケしてしまいがち。幸運の波や、ツキ、チャンスはいつも「アンテナ感度良好!」の人にやって来るもの。せっかくのチャンスが目の前に来ていても、それに気が付かず素通りしてしまう「鈍感体質」のままで過ごしてしまっていては、もったいない……! 本当は、誰しもが持っている、本来の「本能のセンサー」をピンピン!働かせて、自然と調和した喜びの時間を体感したいものですね☆

今月のミラクルHappy☆Life宮古島」~しあわせ島時間~は、松田有真の宮古島の“あの、お気に入りのスポット”で楽しくハッピーライフのコツお届けしたいと思います☆
どうぞお楽しみに!