松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島~しあわせ島時間PART.2 命を繋ぐ大事なお水④

皆さん、こんにちは!宮古島在住のジュエリーデザイナー松田有真です。2013年の年も明け、早くも一ヶ月が経過致しましたね! 春まだ浅く、余寒なお去りやまぬこの季節、各地のみなさまはいかがお過ごしでしょうか?

季節を表す美しい言葉たち

私が住んでいる宮古島では、1月中は雨天の日が多く肌寒い日が沢山ありましたよ☆ 我が家のワンちゃん達も(2匹に増えました!)お散歩に行けない日が続きちょっぴりつまらなそうな毎日。床にペタンと顔を伏せ退屈そうに顔を見上げて過ごしている日が続きました。春の到来が待ち遠しいこの季節、2月を表す呼び名には「如月(きさらぎ)」という言葉がありますが、季節を表す言葉に関連して色々と調べていたら、その他にも、2月にはこんな別名があるのですね……!

★「小草生月」(おくさおいつき)
★「華朝」(かちょう)
★「仲春」(ちゅうしゅん)
★「初花月」(はつはなづき)
★「梅津早月」(うめつさつき)
★「建卯月」(けんぼうげつ)

趣のある表現の数々。古来より日本にある季節の表現はなんて情緒豊かで美しい言葉が多いのでしょう……! さらに、この時期は寒さの為にさらに着物を重ねて着るので「衣更着」という説もあるそうです。2月が近づくにつれ、宮古島では、以前と同じお洋服のコーディネートでは少し暑いかな?と感じられる日が少しずつ増えてきました。さすが南国!「衣更着」であっても、温かな気候の到来が早いようですね!

さて、前回の連載記事では、「私たちの命を繋ぐ大事なお水」として宮古島の人々の暮らしと水の確保やその利用についてご紹介させて頂きました。中でも、特に世界でも有数の宮古島の「大規模地下ダム」と畑に水をまく「灌漑設備」についてのお話をご紹介させて頂きましたが、皆様いかがでしたでしょうか……?
大規模地下ダムについての記事はコチラ 

 

今回の連載では、さらにもう一つ、宮古島の人々の暮らしと「お水」について皆様にお伝えしたい内容が浮かんでまいりましたので、今回も、前回に続いて「お水」をテーマに少し余談も挟んでお送りしたいと思います。

 松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島
~しあわせ島時間~「私たちの命を繋ぐ大事なお水 パート2」

今回は1週間に渡っての連載です!どうぞお付き合い下さいましたら幸いです。

【水と豊穣の女神 サラスバティー】
2013年は皆さんもご存じのとおり巳(蛇)年ですね……!弁天様の化身や、遣いなどとして知られる蛇……☆

こちらの絵は、前回の記事でもご紹介させていただいた、宮古島在住の素敵な水彩画家「天の川智子さん」が描かれた白蛇の絵です。タイトルは「光と水 流れる女神 サラスバティー」。光を放ちお花に囲まれながら天に昇る姿の白蛇の姿……優しい色合いに心癒され心の内側から希望が満ちてくるようなイメージの絵で素敵です。ちょうど今、編集作業をしている途中で気が付いたのですが、智子さんの絵で使用されている色彩と私が今回着用している衣装の色が偶然、同じ色合いになっていたのですね……!


白、ピンク、紫の色……ヒラヒラ……波打つシルクのショール……。
今回、私が着用している衣装は、宮古島の素敵なヘンプシルクドレスデザイナー「Miracle Mikaさん」のヘンプシルクのドレスと、水彩画家「天の川智子さん」のお店「Meteor Color」で出会った沖縄のデザイナーの方のシルクのショールです☆ 白も紫もピンクも、いずれも私の大好きな色!そしてピンク×紫はオーラソーマでいう私のバースカラー「66」番「アクトレス」の色でもあるのです……☆(智子さんはオーラーソーマの先生でもあるのですね!)。「天の川智子さん」が描かれる絵は、龍神様や弁天様を始め日本の神様や観音様、ペガサス、虹、お花などが登場し、ファンタジー溢れる世界が繰り広げられています。見ているだけでも幸せな気持ちになり、創造性が刺激されてしまうようですよ……! 智子さんのHPでは、上の「白蛇さん」の絵にこんなメッセージが添えられていたのが印象的でした。

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日本三大薬師寺の守り神である龍神様の使者とされているのが白蛇だそうです。

薬師寺の薬師とは石の事であり、日本医師マークも白蛇とのことで、白蛇は私たちの健康に欠かせない「無病息災」の神様なのです。白蛇は弁財天のいわれもあり、弁財天は、七福神の弁財天として親しまれ、豊かさ、芸術(アート)学問の知(智慧)を司るヒンズーの女神サラスバティーが神道に取り込まれた呼び名でもあります。

 サラスバティーは水辺に書かれていることが多く、サンスクリットでサラスバティーは水を持つものの意味であり、水と豊穣の女神であるともされています。

初めは聖なる川、サラスバティー川の化身でしたが、流れる川が転じて流れるもの全て(言葉、弁舌、知識、音楽など)の女神となったそうです。

また、妙音菩薩や宗像三女神と同一視されることも多く、古くから弁財天を祭っていた神社では、明以降、宗像三女神または市杵島姫を祭っているところが多いようです。

~「市杵島姫命のメッセージ」~
裁くことなく真実を見通して、明晰になり、体を十分に休めましょう。

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なるほど!色々と勉強になりますね!

私の好きな神社の一つ広島の「厳島神社」こちらの御祭神も宗像三女神様です☆ 

智子さん、いつも快く掲載をご承諾下さりありがとうございます!さて、次回からがいよいよ本題です……☆