ロンドンではこの季節、情緒あふれる石畳の街並に色とりどりのイルミネーションが輝きます。メディアにはクリスマスの広告がはじまり、クリスマスイブの頃からは、3人の精霊があらわれる名作クリスマスキャロルが放送されたり、子供たちはサンタクロース（イギリスではファーザークリスマスと呼びます）に、温かいモルドワインと甘くスパイシーなミンスパイなど心を込めて準備し、サンタクロースが家にきてくれるのを楽しみにしています。目に見えないけれどその存在を信じ、そこから生きていく上での大事な教えやマナーを学んでいるかのような、イギリスならではの素敵なクリスマス。25日は日本のお正月のように家族や親族が家に集まり、ターキーや野菜のロースト、ミンスパイやクリスマスプディングなど伝統的なクリスマスランチを楽しみます。また来年もハッピーになれるイギリスのアレコレをお届けできたら幸いです♪

レトロなおもちゃが所狭しと並んでいます。

ちょっと不思議なゴーストの本なども並んでいました。

木内麗子 Reiko kiuchi

漫画家、イラストレーター、英国文化研究家。
武蔵野美術大学デザイン科卒業後、大王製紙株式会社にてグラフィックデザイナーを経て、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート（英国王立芸術大学院）にてイラストを学ぶ。 著書に書き下ろし漫画本『ロンドン 地元みたいに遊ぼう! 』、『英語がペラペラになりました』、『毒出し習慣で　朝、生まれたての体になる！』（出版社:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー） 、『神秘なロンドンめぐり』（出版社:アスキー・メディアワークス）をはじめ、英国政府観光庁、 ヴァージン・アトランティック航空等のウェブ連載、ロンドン観光iphoneアプリ、英国王室御用達連載、英国ガイドブックなどを手がける。TVやラジオにも出演。イベントやカルチャースクールで英国に関する講演も行う。現在ロンドンと東京を拠点にし活動中。

☆木内麗子ホームページhttp://www.yougaku.jp