今年最後の流星観測のチャンスかも!2014年のふたご座流星群の条件は?

最大級の流星群「ふたご座流星群」を見逃すな!

14日、15日は「ふたご座流星群」の
ためにも天に晴れてと祈りを……

今年も押し迫ってきましたが、星群観測もフィナーレを迎えそうです。

正確には、今月22日に「こぐま座流星群」が極大を迎えますが、
突発的な出現がない限り、その流星群を捉えることは難しいとのこと。

そこで、今月14日から15日に賭けましょう!
三大流星群(残りは、しぶんぎ座流星群とペルセウス座流星群)のひとつである
「ふたご座流星群」を観測できるチャンスなのです。

ピークは14日だそうですが、気になる今年の観測条件は“まずまず”と
言うことなので、空模様が気になりますね。
この流星群は、一晩に観測できる流星数としては年間でも最大級を
誇るので期待が高まります。条件さえ整えば、一晩で流星数が500個を
越える時もあり、一時間で100個を超えることもあるそう。
こんなに話題性が高い「ふたご座流星群」ですが流星の数が増えたのは
実はここ最近なんです。19世紀以前の記録は皆無で、記録のほとんどは
20世紀(1900年代)に入ってから。1930年~1950年頃に徐々に流星数が
増えて、1970年代からは現在の流星数まで増えました。
ではどうして近年、こんなにも流星数に変化が起きたかと言いますと、
19世紀以前にはふたご座流星群の元となる流星物質の流れが、地球と
接近していなかったためと考えられてるそうです。
そんな流星群を見る時のポイントは、

なるべく街灯や、ビルなどの照明の近いポイントを避ける
■見晴らしの良い、広い場所を探す
■観えなくても、最低30分は観測を続ける
■下弦の月(半月)が出ているので、月が視界に入らないようにする。

当日の観測状況は下記のサイトなどでチェックできますので、
お役立てください。
この季節、冷え込みが激しいので、くれぐれも防寒対策に気を
つけてくださいね。

ウェザーニューズ/流星見えるかなマップ
http://weathernews.jp/gemini/