勝手占い。「字幕の女王」と呼ばれる翻訳家・戸田奈津子さんの運勢とは?

映画字幕翻訳家・通訳の第一人者である戸田奈津子さんを、西洋占星術で占う

 映画字幕翻訳家・通訳の第一人者である戸田奈津子さんが
「実は左目の視力を失っていた」事をインタビューで明かす!   


戸田奈津子さんは、「字幕の女王」と呼ばれる程、数多くの映画字幕を翻訳し、ハリウッドスターの通訳としてもお仕事をされています。
トム・クルーズからは誕生日や来日の度に花束をプレゼントされているエピソードは有名ですよね。
78歳と高齢ながらも、今、尚、現役として活躍されている姿は、超高齢社会となってしまった日本においてシニア世代のお手本となる素晴らしい女性です。

そんな戸田奈津子さんについて、西洋占星術で占ってみました。
戸田さんは、1936年7月3日のかに座生まれ。
豊かな表現力と創造力に秀で、鋭敏な感受性の持ち主。
素晴らしい芸術性と美術的センスに恵まれ、エンターテイメントの世界に非常に向いています。

津田塾大英文科を卒業した戸田さんは、いわゆるOLとなったものの、すぐに退職し、字幕翻訳家・清水俊二氏に師事。
元々、映画ファンだった戸田さんが観る側から創る側へと転職したのは「好きな事や得意な事を仕事にしたい」という活動宮が強く影響していますし、言葉やコミュニケーションに重きを置く星廻りから、字幕翻訳に興味を持ったのも頷けます。
しかし、字幕翻訳は、誰が教えてくれるわけでもなく、先輩の字幕翻訳のコツを見よう見まねで覚えていく時代だったそうですから、当時の戸田さんは、かに座ならではの前向きさとファイトで相当、努力なさったはずです。

映画評論家の水野晴郎氏から通訳を依頼されるようになり、字幕翻訳と通訳という現在の地位を築き上げてきた戸田さんですが、水野氏は彼女のひたむきでいながら新しい時代の感覚をキャッチするインスピレーションに才能を感じたのかも知れません。

戸田さんの字幕翻訳は「意味が違うのでは?」と違和感を覚える映画ファンもいて、なっち語と揶揄されるくらいです。
彼女はユーモアがあり、「人と一緒では嫌」という個性的で頑固なホロスコープですから、彼女のセンスが独特に捉えられてしまう事もあるのでしょう。

今でこそ、女性が自立し、独身の女性が多いですが、戸田さんの世代は結婚する事が当たり前だった時代。
お若い時は「週一本のハイペースで字幕翻訳を仕上げていた」という戸田さんですが、交友関係は大切にするものの一人の時間を愛し、独立心が旺盛な星。
結婚してしまうと、妻としての自分と仕事を続けていく自分とが両立出来ないと、持ち前の直感力で感じ、独身という生き方をセレクトされたのでしょう。
就職するのが面倒臭いから年収の高い年上男性と結婚したい、という若い女性もいるという現在、キャリアウーマンの先駆けとなった戸田さんは自立した女性の誇りです。

加齢黄斑変性症となり、右目だけの視力となった今でも、月に一本のペースで字幕翻訳を続け、プライベートではタップダンスを楽しむという戸田さん。
これからも戸田さんの字幕翻訳を通じて映画の魅力を伝えていって欲しいですね。