心理セラピストが語る! 「カウンセラーを信じてはいけない理由」とは?

その情報、その個所だけ鵜呑みにすると危険
心理セラピストが語る! 「カウンセラーを信じてはいけない理由」とは?

 

|カウンセラーを信じてはいけない?

巷にはさまざまな情報が飛び交っています。あなたが今こうして真剣に読んで下さっているこの記事もその1つです。
いつもご愛読ありがとうございます。僕も、知人、友人、本、インターネットなどから毎日大量に情報が入って来ます。

僕は心理セラピストですが、今から問題発言をします。
それは、「カウンセラーを信じてはいけない!」ということです。
もしかすると、僕の頭がおかしくなってしまったのではないかと、思われるかもしれません。でも、僕は至って冷静です。思いつきでも、気まぐれでもなく、本気で思っていることです。なので、ぜひあなたには伝えておきたいと思いました。このような話をすると自分自身の仕事の首をしめることになるかもしれません。
しかし、大事なのは僕の保身ではなく、あなたや世界中の人が一層元気で幸せに生活する事です。

|カウンセラーも気付いていない無意識的な思い込み!

さて。どういうことか説明します。まずこれは論外ですが、カウンセラーの中には他人を操ろうと思っている人も一部います。これは超禁忌事項ですし、倫理的に問題があるので余程の悪人かセコい人しかしなさそうですよね。しかしカウンセラー自身が無意識のうちにクライエントさんや、読者さん、聴衆などを操ろうとしてしまうこともあるのです。

カウンセラーの仕事は基本的には傾聴です。クライエントさんの話に耳を傾けて、一緒に自分自身を見つめ直すお手伝いをしてくれます。では、なぜカウンセラーが他人を操ろうとしてしまうのでしょうか。

それは、勉強し過ぎたからです(←わらうところ)。カウンセラーに限った事ではありませんが、「勉強する=知識を大量に詰め込む」という枠そのものが、そもそもの問題です。どういうことかというと、それが『思い込み(先入観)』になってしまうのです。

カウンセラーに限った事ではありません。学校の先生や会社の上司、親、もしかしたら友達かもしれませんし、近所のオバチャンかもしれません。自分の人生経験や勉強して得た知識の中で完成されてしまった規範(ルール)、それが思い込みとなって知らず知らずに「こうならなければならない」「こうなるはずだ」と、自分の枠で相手を見てしまうことが稀にあります。もちろん善意で。そうなって来ると、自分本位になってしまいます。結果、クライエントさんたちは奇妙な違和感に苦しむ事になるのです。

もちろん、これは一部の人に該当する話で全員ではありません。ステキなカウンセラーももちろんたくさんいますので安心して下さいね。
もし違和感を持った時はカウンセラー(もしくは癒し、教育関係者など)に、それとなく質問してみても良いと思います。逆にあなたが誰かの心を扱う時は「知識」「常識」「習慣」などの自分を基準とした『思い込み』に捕らわれず、相手の世界観を受け入れてあげながらお話を聴いてあげて下さい。

|先生の話を鵜呑みにしない!

対面カウンセリングは当然と言えば当然ですが、クライエントさん重視で、本人と直接やりとりをするので先ほどのような例外が無い限りは安心です。しかし、一対多数の場合は少し話が違ってきます。
たとえばセミナーや本、インターネット……というか僕の記事も含めてですが、あなたにはぜひ注意して欲しいことがあります。
僕たちは「先生の言うことは正しい」とつい思ってしまいがちです。もちろん、僕も他の先生方(専門家の方々)も、有益な役に立つ情報だと思っているからこそ、情報発信をしています。
ただ、「その情報、その個所だけ鵜呑みにすると危険」だということをぜひ覚えておいて下さい。

たとえば「ありのまま」という言葉が流行っています。確かに「ありのまま」は大事です。しかし、「ありのままでいいんだよ」と言われても、「それが出来たら悩んでないよ!」と思いますよね。よくあるパターンとしては「生きていても仕方が無い無価値な人間! これがありのままの私なんだ!」と言った系勘違いです。これでは、せっかくの名言(?)が逆に人生を辛くしてしまいかねません。「感謝が大事!」的な言葉も流行っていますよね。僕も、それに近いことは言いますが、こういう発言をする時は結構、神経を使います。

「今、そういう気分じゃないんだけど……」という時だって当然あるわけです。にもかかわらず「感謝しないから幸せになれないんだよ!」と言われている気がしたら、気が滅入ってしまいますよね。
ネガティヴな出来事に対しても「病気や事故に感謝」と思える人もいれば、思えない人がいても良いのです。でも本に「感謝!」と書いてあったとしても、どんなに偉い先生が書いていても、それでもやっぱりそう思えない事もあるのです。もし、自分の子供が学校や職場でイジメに遭っていたら「イジメてくれてありがとう!」って思わないと思います。僕ならどんなに権威のある先生が「感謝しよう」と言っても恐らく感謝どころか、怒りが沸々と込み上げてくると思います。
セミナーや本などの一対多数の情報が、必ずしも悪いと言っているわけではありません。しかし、対個人ではありませんので、どうしても、その人固有に対する伝え方や考え方を提供できるわけではないのです。

そして情報も時代と共に考え方が変化して来たりすることもあります。得た情報からは受け入れられるものや信じられるもの、取り入れたいと思うものは、どんどん取り入れて欲しいと思います。
だから、知識は知識として解釈しておいて自分自身が信頼できると思った情報を自分自身の頭で咀嚼して、上手に利用して下さいね。

カウンセラーを例に出したのは、僕自身に対する戒めのためでもあります。だから厳密には、この話はカウンセラーだけでは無く、様々な職業にも当てはまると思います。よりよい情報をシェアしようと思う気持ちはとても大切です。情報そのものも、とても大切です。人と人とのつながりも大切です。しかし、何処かで間違った方向に進みすぎてしまわないように、自分の直感や思考、決断も大事にしてみて下さいね。

僕も、もっとあなたに信頼して貰えるように精進します。いつも重ねがさね、ありがとうございます。