季節感のあるファッションと健康的な食事で冬を乗り切る! ~子供の時にきちんと伝えないとヤバイ話~

先日、とても寒い日がありました。ケータイ・サイトの天気予報によると「都心で今季最低気温。12月上旬並み…」と書いてありました。寒いわけです。

ここだけの話ですが、さんざん多くの方に注意を促しておきながら、私自身が寒さにやられたらしく風邪をこじらせていました。人間というのは思っている以上に繊細ですので、対策をしていても絶対に大丈夫と言い切る事ってなかなか出来ませんよね。

おかげさまで、私はもう元気になってきましたが、あなたはお元気でしょうか。時々、寒いのに薄着で外を出歩いている人がいるという話をした事がありますが、なんと!こんな時期でも半ズボンで出歩いている小学生くらいの女の子を見た時は思わずビックリしてしまいました。季節感が無いのか、それとも学校やその家の教育方針なのか、ちょっぴり私には理解できない瞬間でした。おしゃれのために寒さを耐えているとしたら、少し心配です。

それはそうと、教育方針と言えば時々思う事があるのです。風邪を引きやすい人や具合が悪くなりそうな人を見ていると、もしかしたら生活管理が出来ていないのではないかと思う事があります。もちろん大人も含めてです。もっと言うと、生活管理(あるいは自己管理)という概念が無い、教わっていないのではないかと思えて来る事があるのです。

最近はあまり聞かなくなりましたが、昔は「親は無くても子は育つ」という言葉がありました。子供は親が思っているよりも案外しっかりしているし、意外と育って行くものだよという意味です。しかし、この考え方はあまりお勧めできません。それこそ生活管理、自己管理が出来なくなってしまうからです。深い事情のある方や、例外の方もいらっしゃいますが、親は出来るだけ子供に「生き方のお手本」を見せてあげた方が良いですし、教えてあげた方が良いです。

特に私が気になった点をお話しますね。(※特別な事情のある方は除きます。)

ファッション

別に、常にカッコイイ服を着なさいとか、オシャレな服を着なさいとか、そういう話ではありません。寒いのに半ズボンを履いている子供。明らかにおかしいです。織田信長のように歌舞伎者(確信犯で派手にしている)として自分を演出している子供はまずいないと思うので、おそらく寒い時には身体を温めた方が良いという根本的な、野性動物なら本能が知っているであろう事をわかっていない子供がいるというのは、おそらく親が教えていないのだと思います。

「子供が気にしている様子も無いから、別にいいや…」と思っているなら、それはマズイです。寒さに慣れさせようと身体を鍛える意味合いで敢えてそうしているとしても限度というものはあります。さすがに寒いので半ズボンの人は滅多にいませんが、マフラーを使った事が無いとか、そういう男性をたまに見かけたりしませんか。これって興味が無いのかもしれませんが、マフラーとはなんなのか、漠然とは知っているけれど実感が無く、実はよく分かっていないなんていう人も時々いるのです。言い方を変えれば、暑い、寒いも分からないというのは、おそらく季節感というものも無いのだと思います。日本には四季というものがあります。そう言った感覚と一緒にファッションも教えてあげた方が良いです。

食べ物

難しい話をしているわけではなくて、「コンビニ弁当ばかり食べていると健康によくないよ」「スナック菓子や清涼飲料水ばかり飲んでいると健康によくないよ」とか、せめて身体に害になる物くらいは徹底して教えた方が良いです。「堂々と売っているくらいだから安全でしょ」と思っている方は、まずは子供に教える前に自分自身が少し勉強した方が良いくらいです。必要な時に必要な栄養を摂取できず、添加物や化学調味料まみれの食事ばかりしている人は、本人は自覚していなかったとしても、本当に健康な人から見ると不健康さがバレます。

全員とは言いませんが、よく体調を崩している人に話を聴いてみると、やはり食生活に偏りがある場合が多い気がします。ちなみに誤解されると困るので注意しておきますが、肉は食べてはいけないとか、ジャンクフードは100%食べてはいけないという話をしているのではないのです。やはり人間ですので、たまにはジャンクフードを食べたくなる時もありますし、そのような人付き合いもゼロというわけにはいきません。ある程度は他人に合わせてお付き合いする事が必要な時もあると思います。

ただ、そういう時も胃薬を常備していれば大丈夫とか、そういうことではありません。要はバランス感覚を身につけておいて欲しいのです。食事というのは命を戴く行為です。だからこそ「食べられれば何でもいいや…」「美味しければ何でもいいや…」ではなく、もっと食べる事にしっかりと意識を向けて欲しいのです。健康の基本は食と言っても過言ではないのです。冬は特に風邪を引きやすいので特に注意が必要です。

物に溢れ、情報も多い時代ではありながら、矛盾しているようですが私たちはイキモノとしての大切な何かを伝え忘れている気がします。これらを次世代にしっかり伝える事が、もしかしたら私たちの使命なのかもしれません。