「魂を成長させる瞑想」

以前、NHKの「あさイチ」という番組で「出生前検査」についての興味深い特集をしていました。
出生前検査でお腹の中の胎児がダウン症と判断された時、あなたならどうするのか?という難しいテーマでした。

番組では、胎児が1/81の確率でダウン症と診断された東尾理子さんと夫の石田純一さんが勇気を持って出演されており、心の中の格闘や周りの人たちの色々な反応が映り出されて興味深かったです。
番組内で理子さんが体内記憶の池川明先生の本を読まれており、親近感を抱かせていただきました。

発達障がいのヒーリングや、ダウン症の胎児のヒーリングに関わらせて頂くようになってからは、多くの方々から声をかけていただくようになって岡山、静岡、そして東京へと広がっていきました。

現在させて頂いている「発達障がいのヒーリング」の基礎は何なのだろうと、昔勉強した事柄を振り返ってみてみると、BPI(バークレー サイキック インスティテュート)に通っていた時に修了した「スピリチュアル ミッドワイフ (魂の助産師)のプログラム」が大きな影響を与えていたのに気がつきます。

その当時、僕は恩師に、「40年のBPIの歴史の中で初めて男性がスピリチュアル ミッドワイフ のプログラムを卒業して、とっても嬉しかった。その男性があなただったのよ」と言われたのを思い出します。

あの時はこのプログラムを卒業して何の役にたつのだろうと思ったけれど、「子どもの発達障がいのヒーリング」に関わるようになった今は、「ああ、これをするためにプログラムを受けたんだ」と思えるようになりました。

生まれてくる赤ちゃんの多くは、身体も弱く、精神的にも安定しているとは言えません。スピリチュアル ミッドワイフとは、胎児を魂の存在として捉え、出産を家族全体の問題と考えて精神面から総合的にサポートしていきます。
胎児の抱えている前世からの因縁や記憶や感情などのエネルギー調整をしたり、
すでに亡くなられている家族や先祖のサポート力のエネルギー調整などもしたり
します。

そして、普通の助産師と違い、出産の現場に居合わせて直接手助けするわけではありませんが、別室や遠く離れた場所からでも精神的にサポートする事が出来ます。

幸せなお産、家族関係をよりよい方向に導いていくのがスピリチュアルミッドワイフです。
家族全体の問題として捉えていくので、家族に問題があると思われていて、解決の糸口を探されている方にはお勧めです。
また、高齢出産や、以前に流産などを経験なされている方、子どもを愛せないお母さん、子どもと一緒に成長したいと考えておられる方なども多数来られます。

色々な方とお話させて頂き思うのは、「最近生まれてくる赤ちゃんは以前とは違う」という事です。生まれてくる赤ちゃんを魂の存在として捉えていくと、これまでになく魂の輝きが増しているのに気がつきます。

それはどういうことかと言うと、今、世界が大きく変わってきていて、それに対応するために、生まれてくる赤ちゃんの生きるための力が増しているという事だと思います。
そして赤ちゃんや子ども達は、これからの時代を生き残るために魂の先導者を求めているのです。
そんな時代に、スピリチュアル ミッドワイフは、赤ちゃんを精神面からサポートして導くという大切な役割を託されていると思うのです。