心理セラピストが語る!「脱・イライラ星人」とは?

心理セラピストが語る!「脱・イライラ星人」とは?

イライラの原因は?

いつの時代もイライラ星人はあちこちにいます。僕は現代以外の時代はわからないですが、今の時代は特にイライラ星人が増殖しているのではないかと思っています。

ちなみにイライラ星人というのは、ここでは怒りの感情に支配された人だと思ってくださると嬉しいです。イライラ星人と言っても、実は種類がたくさんあります。今回は、それらのイライラ星人の主だった種類を一緒に見て行こうと思います。

ちなみに、怒りの感情と言うモノは必ずしも悪いモノではありません。これは重要なのでぜひ覚えておいて下さい。少し考えれば簡単にわかることですが、怒るべき時に怒らない人をイメージして下さい。
気持ち悪いですよね。

例えば、自分の大切な家族や友達、あるいは同僚が理不尽な理由でイジメられていたら怒ると思います。これは紛れも無く正当な怒りですよね。つまり、怒っても良いのです。どちらかというと、そういう時に我関せずと言った対応をする人は関わりたくないと思うと思います。

では、怒りが良いモノかというと、それもまた難しく、そうではない場合の方が多いです。イライラ星人は、正当では無い怒りに支配された人です。まず、あまり思い浮かばないかもしれませんが、栄養に問題がある人もイライラ星人になりやすいです。理由も無くイライラしている人って少なくないと思うのですが、案外多いです。必要な栄養が不足している人や、イライラするモノばかり食べている人は要注意です。

代表的なモノは砂糖です。一見すると、甘い物を食べたらリラックスするイメージがあるかもしれません。しかし、それは一時的なモノです。確かに砂糖は即効性があるので、摂取したら比較的早く、良い気分になります。ただ、砂糖は依存性があるとも言われています。だから、砂糖の効力が消えて来ると、再び砂糖が欲しくなってイライラして来るのです。適量で止められる人は、それほど問題ありませんが、甘いモノ大好きタイプの方は充分注意して下さい。

次に生活リズムです。生活のリズムがあまりにも崩れている方は、心も身体も落ち着きません。そもそも人間は夜行性動物ではありません。食い溜めもできません。朝から晩まで動いていたら当然、疲れて来ますし、逆に一日中寝ていても心身に悪影響を及ぼします。そうなって来ると、自然とイライラ星人化してきても不思議ではありません。「今日は徹夜で明日は早起き」など、無茶苦茶な生活をしていたら神経が張り詰めても当然ですよね。

そんな具合に、栄養のバランス、そして生活のリズムのお話をしましたが、これらは大事なことなのにあまり意識されていない気がします。そもそも、これってイライラする具体的なきっかけが無いので不自然極まりない怒りですよね。

食べ物のバランスは自分で何とかコントロールできたとしても、生活リズムは少し難しいかもしれませんね。特に現代社会は特にビジネスが本当にややこしくなってきていますので、人間に合わせてシステムがあるのではなく、システムに無理矢理人間を当てはめているという構図が目立っている気もします。確かに人には個人差や向き不向きの問題もありますので、夜型な人がいても不思議ではありません。朝が苦手な人がいたって不思議ではありません。しかし、そういう人たちがいても不思議ではないということが、人は誰でも無茶苦茶な生活リズムでも慣れれば何とかなるという話ではありませんので注意が必要です。

人間社会は、必ずしも自分の思い通りに生きられるわけではありません。食べ物にしても健康なモノばかりではありませんし、身体に悪いモノがたくさん市場に出回っているのも事実です。労働環境にしろ人間関係にしろ、完全に自分本位にする事は不可能です。それでも、そこにイライラの原因があるのであれば、それらから目を逸らすのではなく、自分に出来る事は無いかを考えてみる事も実行に移してみる事も大切です。

次に、今までとは少し違ったパターンですが、これもまた多いです。それは、意識があれこれ向きすぎているタイプです。いわゆる、細かすぎる、気にし過ぎるというタイプです。そもそもイライラするには原因(きっかけ)が必要ですよね。誰かが自分に対して不利益な、もしくは理不尽な事をして来たなどの場合がメインだと思います。あるいは自分の価値観にそぐわない意見と対立した場合。自分の意思とは関係なく不本意な何かを強要された時。自分の思考の枠を越えて対処が困難な時。

しかし、世界は広く、人の考えや価値観は数え切れない程、たくさん存在するのもまた現実です。だから、必ずしもみんながみんな自分と同じ価値観や倫理観を持っているとは限りませんし、受け入れがたい現実を垣間見てしまう事もあるかもしれません。

そんな中で、僕たちは情報を随時、取捨選択しながら生きているのです。これが出来ないと、イライラ星人になってしまうのです。

たとえば、SNSなどを見ていると、ものすごくわかりやすいです。「毎食、何を食べたか投稿している人がいるけれど意味がわからない。ムカつく!」と投稿している人を見た事はありませんか。他にも「自分の子供が可愛いのはわかるけど、毎日毎日子供の写真アップして活動報告されても、あんたの子供なんて興味ないし、ウザいんだけど!」とか。「自分を可愛い(イケてる)と思っているのか、セクシー画像ばかりアップして、キモい!」とか。「動物の話しかしないけど、人間社会に適応できないの?」とか。結構、そのような過激なイライラ星人もいますよね。

ただ、これって無駄なイライラなのです。そもそも、毎食メニューを投稿していても、親バカ(?)投稿ばかりしていても、ナルシストみたいな投稿でも、動物の事で頭がいっぱいな投稿だとしても、基本的に、それらは自由なのです。それらを個人的に押しつけてきたら迷惑なのでイライラしても怒っても良いと思います。ただ、それらの流れて来る情報の全てに目くじらを立てても意味が無いのです。SNSによってルールは若干違うと思いますが、FACEBOOKを例に出すなら、そもそも自分と気が合わない人と友達になる必要はありませんし、場合によってはブロックする権利だってあるわけです。人道的に間違っていて犯罪を誘発する恐れがあるのなら、通報機能を使うのも良いと思います。そこまでしなくても、自分が興味関心のない話題であれば、スル―すれば良いだけなのです。全ての情報を自分ルールに当てはめて情報処理をしようとすると、それこそ脳がキャパシティ・オーバーでイライラしてしまいます。それって、つまりイライラの本当の原因は自分自身が作っていると言えなくもないのです。

そう考えると、不必要なイライラに関しては、自分の心の在り方次第で結構変わって来るのではないかと思います。モノの見方や考え方を、少し視点を変えて見てみるとイライラは案外減らせるかもしれません。

今回の話で、自分自身の力だけでは改善が難しいと思えば、必ずしも自力のみで解決しようと思わず、各々の業界の専門家に相談するのもまたオススメです。