大天使のお茶の間スピ教室「お金についてもっと知ろう編」PART.6

現代社会に必要不可欠な「お金」について、ミカエル君にチャネリング会話で聞いていくシリーズです。
僕:→シフォン
ミ:→大天使ミカエル君(ミカエル君は自分のことを「ボク」と言います)

お金はの不安を感じるのは マイナスの未来ばかり想像しているから

ミ:「今回は、お金の不安について考えてみようか。 今の日本で生活している人は、基本的に衣食住が揃っているだろう。それぞれに生活レベルというものはあるだろうし、ホームレスのように本当に困窮している人もいるのも現実だが、ここでは一般論として話を進めたい。

さて、お金の不安や心配をする時のほとんどが、未来に対してのことだ。
例えば、来月の支払いができなかったらどうしよう?とか、このままでは年内に貯金が尽きてしまう・・・その後どうしよう?とか、なかなか仕事が見つからなくて、このままお金が全然入ってこなかったら?とかが多いね。 つまり、今はなんとかしのげたけど、未来には、しのげるだけのお金があるかわからないから不安になると言うことだ。」

僕:「まぁそうだね。何もしなくてもお金が入ってくるような人は別にして、ほとんどが、なんとか働いてお金を得ているか、今まで溜めたお金でなんとかしているだろうからね。
もし病気にでもなったら仕事ができなくなって、そしたら収入がなくなって、家賃の支払いができなくなる・・・。とか考えることが多いんじゃないかな?」

ミ:「確かにその可能性はあるよね。それに多少の不安は、逆にやる気を引き起こすきっかけになることもある。働くための原動力になることもあると言ってもいいかな。
だけど、ほとんどの不安は、無駄なエネルギー消費だよ。
実は、不安とは、とてもエネルギーを使う行動なんだ。脳というコンピューターをフル稼働させて、良くない未来をシミュレーションしては怖れていることになる。 どうせエネルギーを使うなら、良い未来を創造するためのシミュレーションに使えばいいのにね。」

僕:「誰だって、好きで不安になってるわけじゃないよ。」

ミ:「そうかな?思考は自分でコントロールできる。未来への不安は、自分の脳内での想像や予測が根底にある。その根底を変えていけばいいのに、みんなあえて悪い未来ばかり想像している。
明日のことは誰にもわからないのに、勝手に最悪の明日を想像して、疲れているんだよ。」

僕:「そりゃ、明日のことはわからないけど、だいたいの予測はつくじゃん。」

ミ:「そうだね。でもその予測はあくまでも予測であって、現実ではないんだよ。
例えば、離婚をして、子供と二人で生活を始めた女性がいたとする。生活費や子供の教育費など、お金がたくさん必要だ。まずは貯金を崩しながらも、新しい仕事を探さなくてはならないよね。でも、不景気でなかなか見つからなかったとしよう。 そういう時、『いつかは貯金が底をつく・・・。どうしたらいいの?』と悩むだろう。」

僕:「普通の反応じゃん。何か問題でもあるの?」

ミ:「いつかに貯金が底をつくのは、その人の予測だ。だが、その『いつか』に何が起きているかなんてどうしてわかる?
世界情勢は?戦争になっているかも?自分の健康は?子供の様子は?仕事が見つかっているかも?もしかしたら、お金持ちの男性との出会いがあるかも?経済が破たんしてお金が紙くずになっているかも?宝くじに当たったかも?誰かが助けてくれるかも?来週には自分が事故で亡くなっているかも・・・。
これらの予測が完全にできるかな?

この世は自由意志と不確定要素があるから、ボク(ミカエル君)達のような霊的存在でさえ、完全な未来予測はできない。ボク(ミカエル君)達が伝えるのは、たくさんある未来の中の『このままいくと現実化する可能性が高いもの』だ。
でも君達は、最悪の未来を断定し、落ち込む。もっと違う可能性が無限にあるのに、わざわざ最悪のシチュエーションを選び、そうなったらどうしようと怯える。
お金がなくなったらその時に対処するしかないのに、実際にお金が無くなる前にその時の感情を先取りするかのごとく苦しんでいる

お金は数字だから予測がしやすい。特に減っていくのが如実にわかる。これが曲者だ。
未来は決まっていない。でも、お金の不安を感じている人は、マイナスの未来ばかり想像している。
もっと冷静に視野を広くして想像してごらん。苦しい未来が必ず来るとは限らないんだ。
お金は循環するものだ。出ていくだけじゃない。入ってくる未来だってたくさんあるんだよ。」

次回もお楽しみに。