感情の上下に流されるのを避けることができる、リズムの法則。

ザ・キバリオン「引き寄せの法則」の原典PART.9
感情の上下に流されるのを避けることができる、リズムの法則。

あらゆる地球上の生き物は
宇宙のリズムの中で生きている

第9回
第五の法則<リズムの法則>

私たち人間は宇宙のリズムの中に生きています。
月は地球を回り、地球は太陽の周りを回っています。そのことでつくり出される昼と夜というリズムが、私たちの生活の中心です。
四季を利用した農業。潮の満ち干きを利用した漁業。旬のものを美味しく頂いたり、山間の木々は季節によって色や形を変えています。
人間以外にも、あらゆる地球上の生き物は、宇宙のリズムの中で生きています。
宇宙はリズムを刻みながら、あらゆる調和とバランスをこの世界にもたらしています。
占い、占星術、風水などが「当る」理由は、天体の動きをベースにした宇宙のリズムを膨大なデータベース化することで、導き出されているからです。
人生のリズムが停滞していたり逆風が吹いている時も、自分の状態が分れば、ただ頑張るのではなく、しっかり休むことや、逆風を活用して前に進む術も分るのです。

<原文・訳>

V. The Principle of Rhythm.

“Everything flows, out and in; everything has its tides; all things rise and fall; the pendulum-swing manifests in everything; the measure of the swing to the right is the measure of the swing to the left; rhythm compensates.” – The Kybalion.

リズムの法則すべてが流れ出て、流れ入る、すべてに波がある。すべて上昇し下降する。振り子の揺れがすべてに存在する。右に揺れただけ左に揺れる。すべてにリズムがある。

This Principle embodies the truth that in everything there is manifested a measured motion, to and fro; a flow and inflow; a swing backward and forward; a pendulum-like movement; a tide-like ebb and flow; a high-tide and low-tide; between the two poles which exist in accordance with the Principle of Polarity described a moment ago.

この法則はすべてのものに往復運動があることを具体的に表現しています。振り子の前後にふれる動きや、潮の満ち引き、出入りなどは先ほど述べた極性の法則での両極の間で起きるものです。

There is always an action and a reaction; an advance and a retreat; a rising and sinking. This is in the affairs of the Universe, suns, worlds, men, animals, mind, energy, and matter.

宇宙、太陽、世界、人類、動物、心、エネルギー、そして物質のすべてにおいて、常に行動と反応、前進と後退、浮き沈みがあります。

This law is manifest in the creation and destruction of worlds; in the rise and fall of nations; in the life of all things; and finally in the mental states of Man (and it is with this latter that the Hermetists find the understanding of the Principle most important).

この法則は世界の創造と破壊、国の興隆と衰退、すべてのものの生命に表われています。そして人の精神状態において、この法則を理解することが最も重要であるとヘルメス学者は見ています。

The Hermetists have grasped this Principle, finding its universal application, and have also discovered certain means to overcome its effects in themselves by the use of the appropriate formulas and methods.
ヘルメス学者たちはこの法則がどのように適応されているか把握し、そしてこの法則の効果を克服する適切な方法や方式を発見しました。

They apply the Mental Law of Neutralization. They cannot annul the Principle, or cause it to cease its operation, but they have learned how to escape its effects upon themselves to a certain degree depending upon the Mastery of the Principle. They have learned how to USE it, instead of being USED BY it. In this and similar methods, consist the Art of the Hermetists.

彼らは精神の中和の法則を適応します。法則を無効化することや停止させることはできませんが、法則を会得することによってある程度その効果から逃れる方法を学んだのです。彼らは法則に使われるのではなく、法則を使うのです。これらの方法により、ヘルメスの錬金術はつくられています。

この世界にはリズムがあり
リズムに乗るための原則は「行動」すること

星々は宇宙を巡り、人々の意識にも影響を与えます。時代はキリスト誕生の頃より始まった魚座の時代が終わり、現在は水瓶座の時代に入っていることをご存知の方もいるでしょう。こうして人類の歴史にも宇宙のリズムは影響しているのです。
成功者やお金持ちが占いや方位を気にしたり、風水などを取り入れていることはよく耳にします。これも宇宙のリズムを活用すると共に、「これでうまく行く。」という思考の法則との相乗効果によって結果が作られているのです。
宇宙は常に動いています。なので、私たち自身も「行動」することで、そのリズムに乗りやすくなるのです。

キバリオンではさらにこのようにも伝えています。
「ヘルメス学のマスター達は自身が休みたいところに極を創り、他極に振れようとする振り子のリズムを中和します。ある程度自分を統制した人は皆、多かれ少なかれ無意識にこれを行っていますが、マスターは意識して行っています。そしてマスターたちは意思をつかうことで、振り子のように触れる大衆のほとんどが信じられないほど、落ち着いた精神状態を獲得します。ヘルメス学者はこの法則と極性の法則を綿密に研究し、相殺し中和する方法をヘルメス錬金術の重要な柱として使用してきました。
この法則の働きを理解することによって、気持ちの揺れるリズムに対するマスターキーが得られ、自己をより理解し、感情の上下に流されるのを避けることができます。法則自体は破られることはありませんが、意思はこの法則の起こす現象に勝ります。法則は働きますが、われわれはその影響から逃れることが可能です。振り子は揺れますが、その揺れが運ぶところから逃れられるのです。」

【ポイント】
この世界にはリズムがあり、それを活用することで、「今、すべきこと」がはっきりします。
現在のリズムを知るには、自分で勉強する以外に「専門家の意見を聞くこと。」「直感を磨くこと。」「調子が良い人とつるむこと。」などがあげられます。
リズムに乗るためには原則は「行動」すること。そのポイントは「変化」です。あらゆる「変化を試す」ことで、出会う人や起きることが変わり、宇宙のリズムを感じやすくなります。
極性の法則との関連性もポイントです。うまく行った時のピークの見極めと、反対の極に振れる際の対処。ネガティブな状態が訪れた時も、同じことが言えます。

次回は第六の法則<原因と結果の法則>についてお伝えして行きます。

メタ・シークレット・ユニバーシティー
よしだ ひろちか