大天使のお茶の間スピ教室 「お金についてもっと知ろう編」PART.3

現代社会に必要不可欠な「お金」について、ミカエル君にチャネリング会話で聞いていくシリーズです。
僕:→シフォン
ミ:→大天使ミカエル君(ミカエル君は自分のことを「ボク」と言います)

お金を何かの手段と思うのではなく
お金自体が目的になっていると、一生お金に振り回される

僕:「いつからこんなにお金が中心の世界になっちゃったんだろうね?」

ミ:「昔からだよ。人間の心には圧倒的な愛への飢えがある。それがお金と言うわかりやすく入手しやすいものになったために、それが顕著に表れただけのことなんだ。」

僕:「圧倒的な愛への飢え?みんな愛に飢えてるの?」

ミ:「そうだよ。愛されるって気持ちいいでしょ?自我はその気持ち良さをもっと体験したいと思うんだ。
魂自体は『愛し、愛されること』、つまり愛の循環が目的だけど、自我は『愛されたい』って気持ちの方が強いのさ
よく考えてごらん。みんなお金を入手する方法ばかり考えている。愛される方法ばかり考えているのと同じだ。みんなが『欲しい・欲しい』って言っているから、循環しないのは当たり前だよ。
お金を何かの手段と思っているのならいいけど、お金自体が目的になっていると、一生お金に振り回されるよ。」

僕:「何かの手段ってどういうこと?」

ミ:「例えば、旅行に行きたいとする。この場合、旅行が最終目的であり、お金はそれを実現させるための手段だ。もし、偶然何かのくじ引きとかで旅行が当たったとしたら、お金は必要なくなる。旅行自体が目的だからね(旅を楽しむためのお金は必要だが、旅行に行くためのお金は必要なくなるという意味)。

お金ばかりに意識が向いていると、何のためにお金が欲しいのかという自分の気持ちがわからなくなるんだ。魂にとって大事なのは『動機』。お金を使って何を体験したいかだよ。

現代人の多くが、あまり深く考えず、ただただお金を多く所有することばかりに気をとられている。それも、すでに持っているお金に満足せず、『もっと、もっと・・・』と際限なくね。
目的がはっきりしていれば、どこかで必ず一休みするポイントがあるけど、お金しか見ていない人には、ハムスターの回転ハシゴのように、永遠に追い求めなければならないかもしれないよ。」

僕:「なんか、第1回の内容に似てるな。」

ミ:「それだけ重要だってことだよ。」

僕:「ようは、お金の使い道をキチンと考えろってことかい?」

ミ:「違うよ。それじゃお金が基準の考え方だ。何かの目的があって、そのためにお金が必要な場合があるってこと。お金は道具でしかないってことを忘れないように。」

僕:「目的って言っても、あんまり浮かばないなぁ。」

ミ:「何でもいのさ。とにかくお金が中心の考え方から離れること
『お金が無ければ何もできない。お金があれば何でもできる。』って考え方は危険だよ。お金に支配されている証だ。
お金は使いこなすものだ。それにお金が無くてもなんとかするっていうのが、知恵の見せ所でもある。
お金に頼るのは、力に頼るのと同じ。ただのパワー至上主義であり、力が強い方が偉いって風潮を生み出しやすい。これは力だけじゃなく、お金や学歴、外見もそう。
君達は気づかぬうちに、パワーゲームに取り込まれているんだよ。まずはそこから脱出しないとね。」

僕:「お金は必要ないってことかな?」

ミ:「そう極論に行かなくていいよ。お金は現代では必要な道具さ。でもそれに振り回されている自分達の姿を見直してごらんってこと。
生きるためにはお金が必要かもしれないけど、お金のために人を傷つけるなんて、愚かだとは思わないかな?それは、『愛よりもお金が大事』って言っているようなものさ。もちろんそうやって人と傷つける人は少ないだろうけど、それでも、愛よりもお金のことばかり考えている時間の方が多くない?

僕:「よく現実世界では、愛だけじゃ生きて(食べて)いけないって言うけど?」

ミ:「その辺は次回に話そう。」

次回もお楽しみに。