癒しの音色によって浄化されるか?シンギングボウルの倍音効果

シンギングボウルとは?

ティンシャー、クリスタルボウル、音叉など、癒しをもたらすという楽器も、さまざまなところで見かけるようになりました。

音の周波数が身体に働きかけてオーラをクリアリングしてくれるなど、さまざまな説がいわれていますが、いずれにせよ、非日常的な深く優しいサウンドがリラックスをもたらしてくれるのも事実。

今回、“究極の倍音セラピー”と謳う『シンギングボウル入門』が発売になりました。
シンギングボウルとは、ガラス製のクリスタルボウルと、金属製のシンギングボウルがあるそうです。そして本書では、ハンドメイドの金属製のシンギングボウルを「チベットシンギングボウル」と呼んで紹介しています。

一般的にイメージするのは、お寺でみかける「おりん」ですが、「チベットシンギングボウル」はどう違うのか歴史的に見ると…

『もともと宗教と音楽は密接な関係があり、精神を統一させ、場を浄化させるための楽器が存在していました。シンギングボウルは、「法具」つまり仏教で悟りを得るための補助ツールとして他の法具とともに伝来し、中国や朝鮮半島を経て日本に伝わって「おりん」になったという説は、それなりに説得力があるように思われます』
(※本書より抜粋)

クリスタルボウルの倍音の効果による癒しとは?

『倍音とは、英語では「オーバートーン(overtone)」または「ハーモニックス(harmonics)」と言い、基本となっている音(基音)の複数倍になっている振動のことを指します。
音は一般的にひとつの音として聞こえる場合でも、複数の音による複合音からなっています。最も周波数の小さいものを「基音」、その他のものを「倍音」と呼びます。

中でもチベットシンギングボウルは、特にその倍音が深く広いと言われていますが、倍音には整然と雑然の「1/fゆらぎ」があり、心地良さ、ヒーリング効果があるとされています』
(※本書より抜粋)

本書では、シンギングボウルの選び方から、持ち方、ワークの仕方など、初心者でも気軽にチャレンジできるようにレクチャーしています。
さらに、シンギングボウルの演奏の入ったCDつき。

朝起きてすぐ、健やかな一日のはじまりに
焦りや不安、しんどさを感じた時
忙しい日々が続いて、ちょっと疲れている時……などにお勧めだそうです。

『1日10分で深い癒しと浄化を得られる シンギングボウル入門』(WAVE出版)
1,944円(税込)
著:国際シンギングボウル協会