田中温先生インタビュー「先生に聞きたい婦人科系のプチ疑問集(2)」

田中温先生インタビュー「不妊治療の名ドクターが教える! 知っておきたい高齢出産&卵子老化の実情!PART.5
田中温先生インタビュー「先生に聞きたい婦人科系のプチ疑問集(2)」

TRINITY Vol.50の「専門医が教える健康生活のオキテQ&A」企画のなかでご紹介した、田中先生にお答えいただいた女性が気になる卵巣年齢や婦人科系のお悩みに、本誌では伝えきれなかった内容までTRINITY WEBでは余すことなく5回シリーズでお届けします。 ********************************************************** はじめに、「1回の治療で妊娠率を上げることが目標」と語るセントマザー産婦人科医院院長の田中温先生は、1985年に日本初のギフト法による男児誕生を成功させた、不妊治療の世界的名医です。癒しフェアの講演・相談会でも、毎回、不妊の原因、効果的な治療法、最新治療といった医学的なお話のほか、食生活やストレスの問題など、妊娠しやすくなるために日常生活でできることもご紹介くださっています。そんな幅広い問題に親身に相談にのってくださる田中先生に、高齢出産からお医者様には聞きづらい婦人科系のプチ疑問点まで、色々とお話しを伺ってきました。

不妊体質をセルフチェックできる方法とは?

――最近、生理が重くなって来たのですが何か問題があるのでしょうか? おそらく初潮が始まってからずっと生理が重い人というのは、体質だと思います。ただ、ある程度の年齢になってから、急に症状が重くなった人の場合は、子宮筋腫や子宮内膜症という病気が発症した可能性があるので、すぐに産婦人科に行って受診してください。 ――生理の時に痛め止めを飲んでも大丈夫ですか? 痛め止めを飲んでも構いませんが、あまりにも症状がひどい場合は病院へ行ってください。 ――自分が不妊体質か検査に行かなくてもチェックできる方法があったら教えてください。 まずは月経がちゃんと毎月来るかどうかです。来ていればたいていは大丈夫です。逆に月経がバラバラの人は病院に行った方が良いです。基礎体温を付けていて病院で内診を受ければほとんどの事は分かるので、基礎体温は付けておいてください。 なぜ基礎体温を付けるのが大切かというと、自分の卵巣機能が分かるからです。月経不順の場合には、排卵があるかないかも分かるし、どれくらいの周期で月経が遅れるかどうかもちゃんと記憶に残るので、病院に行った時も医師が分かりやすいです。 ――最後に、これから妊娠出産を考えている読者にメッセージをください! 私が医師として言いたいのは、「規則正しい食生活」「適度な運動」「早く妊娠出産すること」です。年を取ってから焦って考えるのではなく、若いうちに子ども産むことを考えましょう。年を取ってから妊娠出産しても、高齢出産はリスクが高く、40歳以上の妊産婦死亡率も高いです。子どもだけではなく母親も死亡率が高いのだから、40歳までは子どもは作らないなんて思わないで欲しいです。 女性は月経があればいつでも子どもができると勘違いしている人が非常に多いです。その中には無排卵月経と言って、排卵しない月経もたくさん入っているんです。高齢出産が増えているからと安心しないで、高齢出産のリスクも知り早く妊娠出産することを心掛けましょう。 <information> 田中先生が、9月開催「健康生活フェア」にご出演決定! 無料講演会・無料個別相談会を開催します! <無料講演> 【日時】9/21(日)12:00~13:00 【場所】パシフィコ横浜 本会場(展示会場内)第4講演会場 <無料相談会> 田中温先生に直接相談ができます。 日程はすべて9/21(日) 詳しくはコチラ>>健康生活フェア http://www.healthylifefair.net/2014_yokohama/archives/guest/tanakaatsushi <プロフィール> 田中温 セントマザー産婦人科医院院長 1976年順天堂大学医学部卒業、同大学医学部産婦人科、越谷市立病院産婦人科医長を経て、90 年福岡県北九州市にセントマザー産婦人科医院を開業。 85年日本初のギフト法による児誕生に成功。現在は良い卵を育てる方法の検討や精子細胞を用い顕微授精に力を注ぎ、日々の診療にあたっている。 不妊症治療のゴールは妊娠ではなく出産であると考え、お産に関するサポート体制はもちろんのこと、アロマセラピー、漢方、遠赤外線医療など、身体に負担の少ない代替療法も多く取り入れている。 ■セントマザー産婦人科医院 http://www.stmother.com/index.html TRINITY Vol.50は現在書店にて好評発売中です。P34に先生のインタビューが掲載されております。そちらも合わせてご参照ください。 ■TRINITY Vol.50 詳細はこちら http://www.el-aura.com/20140324001-2/