不安とお別れ!ベルガモットで気分爽快

心配事や気がかりなことがあるとき、目上の人や初対面の人に会う時、入学試験の前などに「気持ちが落ち着かない」「ドキドキして心細い」などの感情を持つのは自然なことですが、特に理由がないのに「なんとなく落ち着かない」「ドキドキして心細い」などの症状が頻繁に起きる場合には、何か良い対処法を考えたいものです。そんな症状に有効といわれるのがベルガモットです。

ヒトがストレスを感じたときには、糖質コルチコイドというホルモンが分泌されることがわかっています。糖質コルチコイドは、肝臓での糖新生を促進し、血糖値を上昇させたり、外傷・感染・リウマチなどによって引き起こされる組織の炎症反応を抑制したりすることによって、体の恒常性を維持する働きをしています。
ベルガモットの不安解消効果を調べるために、この糖質コルチコイドを利用した実験が行われました。高度のストレスをかけ、不安行動をとるラットに対してベルガモットを使用し、実験前後のコルチコステロン(糖質コルチコイドの一種)量を比較することによって、どの程度不安が解消されるのかを検証したものです。
その結果、ベルガモットを使用した場合、コルチコステロン量は大きく低下し、抗不安薬として広く使用されているジアゼパムという薬と同程度の効果を示したといわれます。

不安症状は、重くなると「ドキドキする」以外にも「胸がしめつけられる」「息が苦しい」「冷汗が出る」「体が震える」「フラフラする(めまい感)」「手足のしびれ」「脱力感」「頻尿」「のどが渇く」「眠れない」「頭痛」などといった様々な症状が現れるようになります。このような症状は主として交感神経の働きが過剰になるために引き起こされると考えられています。これは、ブレーキ役の副交感神経がうまく働いていないということもできます。
私たちのサロンにこのような方が訪れた場合には、ベルガモットを中心とし、複数のリラックスアロマオイルをブレンドしたヘッドスパ「アロマタッチ」をおすすめしています。この結果、「不安で電車に乗るのが怖かったのですが、今では普通に乗れるようになりました」「不安で外出がなかなかできませんでしたが、ほとんど不安を感じることがなく楽しく外出できるようになりました」など、数多くのお喜びの声をいただいています。不安な気持ちがこみ上げてきたときには、是非ベルガモットの存在を思い出してみてください。