夏の疲れを残さない、感じさせないための色彩メソッド ~夏の疲れを癒して元気に秋を迎えましょう~

色彩メソッドの力を借りて夏の疲れを癒そう

今年の夏もとても暑かったですね。そんな中、「夏は成長の季節」と言わんばかりに、仕事や家事、勉強、プライベートなど、日々のやるべきことを頑張ってこなしたり、様々なことにチャレンジしたりと、有意義な夏を過ごされたと思います。受験生さん達は夏期講習などで朝から晩まで勉強していたかもしれません。部活派の人は青春真っ盛りと言わんばかりに、気合いと根性で頑張っていたかもしれません。夏に一生懸命頑張った分、できるだけ心と身体を癒してあげる時間を作りながら、秋に向けて体調を整えていきましょう。今回は夏の疲れを癒してくれる色彩メソッドについてお伝えします。

参考までに色彩メソッドの取り入れ方ですが、これは簡単です。必要なカラーを衣食住の何処かに取り入れてあげれば良いのです。たとえば赤を取り入れたいと思ったら、赤い服を着るとか、トマトを食べるとか、玄関に赤い花を飾ってあげるとか、そういった生活に密着したことで良いのです。何か特別なアイテムが必要とか、儀式が必要という事は無く、お手軽に取り入れられる事が色彩メソッドの利点です。

疲れてやる気がわかない時はオレンジ
オレンジ色は疲れた心と身体にエネルギーを与えてくれる元気色です。夏バテで食欲が落ちてしまった方にもおススメです。胃腸の働きを活発にし、お腹の調子も整えてくれます。また、呼吸器系の機能にも効果的な色なので、エアコンの冷えによる軽い夏風邪やのどの痛みも癒してくれます。(※症状が重い場合は医師の診断を必ず受けてくださいね。)

睡眠不足には水色
睡眠不足は健康には不可欠です。睡眠不足が続くと肌荒れ免疫力の低下などを起こし、体調不良の原因になります。ゆったりした深い睡眠を取りたい時におススメの色は水色です。リラックス効果が高い水色は心と身体をクールダウンさせたい時に最も効果的な色です。寝具やベッド周りのインテリア、パジャマなどに水色を取り入れてみて下さいね。

スッキリ目覚めたい時は黄色
黄色は脳や神経を活性化させる色で、忙しくて十分な睡眠を取れなかったり、疲れが抜けなかったりして、スッキリ目が覚めない時におススメの色です。オレンジ色と同じく、胃腸の調子を整えてくれる効果があるので、二日酔いの回復も促進してくれます。黄色のフルーツ・レモンやグレープフルーツを食べたり、アロマオイルを焚いたりして、黄色のパワーを取り入れてみて下さいね。

疲れを感じさせたくない時は白
白は心と身体をリセットして、必要なエネルギーを取り入れてくれる美容と健康に不可欠な色です。身体の疲れやストレスをクリアにして、洗い流してくれる効果があります。白を取り入れることで、心身への浄化作用が高まります。白いシャツやワンピースを着たり、小物を取り入れたりすることで、肌がより明るく綺麗に見え、健康的で元気なイメージを高めてくれるでしょう。

特に季節の変わり目というのは心身のバランスを崩しやすいです。自然界を見ればわかると思いますが、昆虫も植物も夏と秋ではガラリと違ってきます。人間は季節で生きているわけではありませんので、季節が変わったら自分自身できちんと変化に合わせた対応が必要になってきます。特に、衣類は重要ですよね。これからの季節、朝、昼、夜で気温の変化もかなり違ってきます。残暑で汗が止まらなくなったり、時に肌寒くなったりしますので、調整が難しいですよね。そういった小さなことでも、適切な即時判断、即時対応が求められるので知らず知らずのうちに、夏の疲れの他にストレスもたまってしまうかもしれません。

私たち人間も自然界の一部であることを自覚して、まず五感を通して季節を感じてみることが大切だと思います。季節を頭ではなく心と身体で感じることが出来れば、自ずと対応も出来て来る気がします。そして、やはり、心身の健康は日々の生活習慣の蓄積が大きな影響を与えるので、食事、睡眠、運動のバランスをきちんと考え、仕事でもプライベートでも問題があれば抱え込まず、信頼できる人に相談して生活する事が大切です。むしろ、そういうことこそが重要だと言い切っても良いと思います。これにプラスアルファで、先ほどお伝えした色彩メソッドを取り入れる事で、あなたの秋をより実りあるものにしてあげてくださいね。