スピリチュアル・ライター&ヒーラー並木由紀の最新スピリチュアル・レポート ~尾崎ゆう子2Daysワークショップ「スピリットガイドに会うヒーリングのワークショップ」~

心地よいメディテーションの時間はあっという間に……

日本では江原啓之さんが勉強されたことでも有名な英国スピリチュアリスト協会(SAGB: Spiritualist Association of Great Britain)の診療所で、スピリット・ヒーリングを実践中の尾崎ゆう子さんの2Daysワークショップ、1日目に引き続き2日目も参加してきました。
2日目は「スピリットガイドに会うヒーリングのワークショップ」。自分のスピリットガイド(守護霊)に会い、感じるためのワークショップです。
1日目同様、ワーク中心に行われ、チャクラを開く瞑想、スピリットガイドに会うための瞑想、チャクラを閉じる瞑想と合計3回、尾崎さんの誘導による瞑想を行いました。

1日目のスピリット・セルフヒーリングのメディテーションでも、一人でメディテーションしただけでは繋がることのできない、ものすごいエネルギーを感じることができました。
そして、2日目の瞑想では、スピリットガイドの姿や声が、1日目よりもよりはっきりと感じられたように思います。

尾崎さんの誘導で、階段を登って扉を開くと、そこには既に天使が待っていました。まだ、そのタイミングではスピリットガイドと出会うタイミングではなかったのですが、まずは出迎えてくれたという感じです。まるで、『不思議の国のアリス』のティー・パーティーのようにアフタヌーン・ティーの用意がされていて、スピリットガイドが私を迎えてくれているということが感じられました。

そのまま自然の中を歩いて、湖にたどり着いたところでスピリットガイドと邂逅します。
最初に姿が見えたのは、一番左側に立っていた奈良時代のような装束を着た日本の女性で、袖口で口元を隠していました。そして、その次に森の奥の方からこちらを覗いている鹿。その隣に蛇。その隣には、とても背が高く2メートル以上あるような髪の長い女性。前にも会ったことがある方で、宇宙人かな? と思いました。さらに、右上に浮かんでいる天使が見えました。大天使ガブリエルのように感じられます。
大天使は個人にスピリットガイドのように常についていてくれる存在ではなく、助けが必要なときに駆けつけてきてくれる存在だと私は思っています。ですから、この大天使ガブリエルは、私がスピリットガイドとうまくコミュニケーションできるように助けに来てくれたのではないか、と感じました。大天使ガブリエルと言えば、聖母マリアがキリストを受胎したときに百合の花を持って告げに来てくれた大天使。受胎告知の絵画は有名で、キリスト教圏では、多くの画家がこのテーマに取り組み、傑作を残してくれています。そんな大天使ガブリエルは、メッセンジャーの天使と言われています。
また、今回目の前には見えなかったのですが、私がいつもコミュニケーションしているスピリットガイドで弥生時代の巫女だったガイドが、奈良時代の女性ガイドとの間の通訳を助けてくれました。最初は、口元に袖を当て、横を向いていて、こちらに視線を合わせてくれなかったので、どうしようかなと正直思っていたのですが、他のガイドが通訳してくれたおかげで、その後のコミュニケーションがうまく進みました。

最初に話しかけてくれたのは、背の高い女性で、試験管のようなものを渡してくれました。その方は、DNA研究などをしている研究者なのですが、
「私は今、理系のことは何もわからないんです」
と伝えると、
「何でもいいから勉強を続けていけばいいのよ」
と言ってくれました。

奈良時代の女性の方は、呪術や風水的なことを行っていた方のようでした。私の手を取るとそのまま空中に浮いて、龍道を見せてくれました。そして、龍道をどのようにして動かすのか、どうやって都にうまく流すのかという方法を教えてくれたのです。
龍道というのは、エネルギーのライン。古代の建物は必ずこのエネルギーのラインを利用して建てられています。先ほど見えていた蛇は、この龍道を暗示していたのかな……と思いながら、そのままどんどんと上へ上へ。いつの間にか宇宙の中に漂っていました。
宇宙と一体になったような、とても気持ちのいい時間。
「スピリットガイドにお礼を言って帰りましょう」と誘導されたのですが、「気持ちいいから、帰りたくない!」という思いが強くてなかなか現実に戻ることができませんでした。

毎日の地道な努力が導いてくれる世界

気持ちのよいメディテーションというのは、本当に一瞬のように感じられます。
90分の時間があっという間に過ぎて、10~15分ぐらいしか経っていないような感覚でした。今度は是非もっとゆっくりと体験してみたいなと思いました。

さて、ワークショップ参加者とのシェアの時間。
私はふだんから、自分のスピリットガイドと話しをすることが多いのですが、尾崎さんもそのようにしていらっしゃるというお話を伺えて、よかったです。
「それは、想像とは違うの?」
という質問も飛び出て、「違う」という感覚はあるのですが、妄想だったらどうしようと、自分の体験を客観的に少し離れて見つめるきっかけにもなりました。

メディテーションというのは、とても奥が深く、私も今でこそいろいろなビジョンが見えたり、ガイドとコミュニケーションしたりできるようになりましたが、最初から鮮明なビジョンを見るのはやはり難しいと思います。
尾崎さんも、「とにかく毎日、練習していくしかないんです」と教えてくださいました。当たり前のことですが、これは本当に大事なことだと思います。
スピリチュアルというと、魔法のようになんでも簡単に自分の思い通りになることだと勘違いされがちですが、やはり毎日地道に努力するしかない世界だと私も考えています。尾崎さんは、本来当たり前のことだったけれど今の日本では忘れられがちな大切なことを伝えてくださる尊敬できる方だな、と思いました。
私も「瞑想の練習を日々続けて行こう」と決意を新たにしました。

さて、メディテーションの中に出てきた鹿。「なんだろう?」とそのときはわからなかったのですが……。
私の家系は、さかのぼっていくと鹿島神宮で神職をしていたようです。鹿と言えば、鹿島神宮の神使。だから出てきてくれたのかな? と今は思っています。