ひまわりパワーで元気な夏を!~夏の定番・ひまわりのお話~

夏の風物詩といえば…

楽しい夏をお過ごしでしょうか。あ!暦の上では立秋を過ぎているので、そういう見方だと、もう秋なのでしょうか。・・・となると、この暑さも表現上では残暑という事になりますね。なんだか、暑さのせいもあってか、頭が余計混乱してきそうです。

焼けるような熱気にうんざりする事もありますが、燦々と輝く太陽の光の下、元気に育っている草木の爽やかな色合いを見ながら、海や山に出掛けてレジャーを楽しむのも夏の楽しみですよね。

でも、今の子供たちの中には、自然よりもゲームの方が好きなようで、海や山に興味がなかったりして…?と思うことがあります。先日、某お店の店員さんが教えてくれたのですが、今の子供たちってクワガタやカブトムシを欲しがらないそうです。育てるのが面倒とか、そういうことではなくて、単純に気持ちが悪いのだそうです。だから、お爺さんやお婆さんが孫を喜ばせようと思ってお店でクワガタやカブトムシを買ってあげようとすると、即答で「いらない!」と返って来るとか来ないとか。昆虫からしてみれば人間に捕まりたくないと思いますので願ったりかなったりですが時代の変化を感じずにはいられない今日この頃です。ゲームももちろん楽しいと思いますが、自然の豊かさにも触れて元気にたくましく育って欲しいと願わずにはいられません。

それはそうと、時折吹いてくる涼しげな風に揺れる風鈴の音も風流ですし、ゆかたを着て花火を見に行ったり、お祭りに出掛けたりするのも良いですよね。こういう楽しみがある夏って、やはり素敵な季節だと思いませんか。

夏といえば先程も言いましたが、太陽の下、元気に育っている草木の爽やさが印象的ですよね。そんな中、ひときわ目を引くのはひまわりかもしれません。都会にはあまり咲いていないかもしれませんが、夏になると造花でも何でもヒマワリをモチーフにしたアイテムが一気に増えますよね。

ひまわりの由来
夏の定番のお花・ひまわりは別名、「日車(ひぐるま)」「日輪草(にちりんそう)」とも呼ばれるそうです。ちょっと馴染みが無い名前ですね。ひまわり(向日葵)の名前の由来は、太陽の動きに向かって花の向きが回ることからだそうです。ひまわりが動くと言っても実際は成長が盛んな時期だけのようで、花が咲く頃には動かなくなるそうですが、太陽のような花の形、太陽を思わせる花の色、夏に咲くということから、そう呼ばれるようになったようです。英語で「サンフラワー」って言いますものね。やっぱりお日様のイメージが強いのですね。

ひまわりの都市伝説
ひまわりは放射能を除去してくれる、もしくは吸い上げてくれるという都市伝説が流行った時期がありましたよね。今でこそ誰も言わなくなりましたが、2011年に農林水産省が否定しているそうです。確かにひまわりって強いパワーを秘めた不思議な魅力のある花ですので、放射能なんか簡単に消し去ってくれそうなイメージも無くはありませんよね。都市伝説としてはおもしろいですが、あまり人に言わない方が良い話題かもしれません。くれぐれもご注意くださいね。

ひまわりの黄色効果
生きている植物の発している色には、私たちを癒してくれる強い力があります。はやり人工的な色彩より自然の色の方が美しいですよね。黄色い元気な花を咲かせるひまわりは、私達に笑顔と前向きさを与えてくれます。黄色は、明るく可愛らしいひまわりのように、見ている私達を元気にしてくれます。脳にも良い影響を与え、集中力や記憶力をアップしてくれる色なので、仕事や勉強をする時、ひまわりの花をデスクに飾ったりすると良いかもしれませんね。

そういえば、一昔前にガングロ女子高生が頭にひまわりをつけていた時代があったような気がしないでもありませんが、もしかしたら当時の女子高生たちは潜在的に「ひまわりパワー」を求めていたのかもしれませんね。まだまだ残暑でバテてしまいそうですが、身近に咲くひまわりの花のように、暑さに負けず元気に夏を乗り切って下さいね。