「生きがいほど大事なことはない」ホリスティック医学の日本代表・帯津良一先生インタビューPART.2

「生きがいほど大事なことはない」ホリスティック医学の日本代表・帯津良一先生インタビューPART.2

論理だけで生きている人はいない

編集部(以下編):先生はカンを、気功によって高めているのでしょうか。

帯津先生(以下帯):直感は、ベルクソンの「生命の躍動」とつながっていてね。命が溢れ出る時に直感が起こるそうなのですね。直感が起こるとまた命が溢れ出るという連鎖反応になる。直感は大事なので、普段から事あるごとに働かせてないと、なまっちゃうからね。
だいたい医学畑の人は「エビデンス」って論理ばかりを言うけれど、我々の生活では論理だけで生きている人なんかいないでしょう。右脳と左脳を両方働かせて、直感と論理を上手く組み合わせている。
「科学的な根拠」というのも大事なことだけれど、直感も同じように大事。直感や予感があったりするから、世の中の彩(いろどり)が濃くなっていいんですよね。

そして、いつも初々しさを失わないようにしないと。大物にはならないようにしないといけないと思っています。大物然としている人は面白味がない人が多い。初々しさや、おどおどした所が見える人のほうが面白いよね。向こうの世に行ってから大物に近づけばいいんです。
真面目に生きていれば世の中のことも、先のことも読めないことばかりだからね。そういう意味で、おどおどして、初々しさを保って行かないといけない。自信がなくてもいい。先のことが読めるはずがないと私は言うんです。

人生は修行。困難を乗り越えていく

編:「健康生活フェア」の来場者は40~50代の女性が多いです。毎日を気持ち良く暮らすためのアドバイスをお伺いできますか。

帯:この世は修行だと思えばいい。だから困難はつきもの。困難を乗り越えていくのが修行だからね。ストレスが多いなんて嘆いたりしないで。一つひとつそれを乗り越えていかないとね。
命のエネルギーを高め続けて、死ぬ日を最高に持って行って、その勢いで死後の世界に突入するという。それだけを考えて生きていれば間違いないでしょう。
神谷美恵子さん※の生きがいの本にも、「生きがいほど大事なことはない」とあります。生きがいを達成していくためには、多くの困難を伴うのが当たり前なのだと言っていますよね。幸せな、苦労のない一生を狙ったっていけないんです。

~続く~
※神谷美恵子さん…大正生まれの精神科医師。美智子皇后の相談役も務めた。

【帯津先生のお勧め!「朝のウォーキングの呼吸法―気分が軽くなる」】
『三呼一吸』は、鼻から3回息を吐いて、鼻から1回大きく吸うだけの呼吸法です。呼吸を意識しながら歩くことで、それが呼吸法になるのです。~中略~呼吸に集中していると、不安などの雑念も飛び、気分が軽くなります。

1
1歩、2歩、3歩と踏み出すときに、それぞれ息を「フッ、フッ、フッ」と鼻から吐き出す。

2
4歩目で「スーッ」と大きく吸う。
帯津良一著「からだが整う呼吸法」(大和書房)より抜粋

<プロフィール>
帯津良一先生
帯津三敬病院 名誉院長。1936年生まれ。東京大学医学部卒。ホリスティック医学を実践するがん診療の第一人者。日本ホリスティック医学協会会長。
取材協力:帯津三敬病院 http://www.obitsusankei.or.jp/

<information>
帯津先生が、9月開催「健康生活フェア」にご出演決定!講演を行います!

【日時】9/21(日)15:00~16:00
【場所】パシフィコ横浜 健康生活フェア会場内
詳しくはコチラ>>健康生活フェア
http://www.healthylifefair.net/2014_yokohama/