スピリチュアル万華鏡No.8 運気をドンドン向上させる、ご先祖様への正しい心の向け方

あなたのご先祖様との向き合い方は?

日々のセッションを手がける中で、特に「重要だな」と気がつかせられる事。それは、ご先祖様についてです。今回は、どんな方にも必要な知識である、ご先祖様についてお話ししたいと思います。

以外に知らないし、教えても貰えない、ご先祖様との付き合い方。
見えない世界は、いかようにも理由がついてしまうので、本来の大切な気づきや考え方を、教えてくださる方々は少ないかと思われます。あなたは、どの程度、ご先祖様と向き合われていらっしゃるでしょうか。

人間は前世の流れと、先祖の流れの交差点に位置しています。ですから、前世の流れと、先祖の流れを、受けずにはいられない生き物とも言えます。昔は、地域ごとに、ご先祖様の奉り方などがあったかと思われますが、現在、核家族が進み、実家離れが進む今日では、ご先祖様がどうなっているのか?なんて気にも止めない方が、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

私は基本、お墓参りは重要視していません。
それは何故かと言いますと、お墓には先祖様はいらっしゃらないからです。
居るのは未浄化霊と地縛霊ぐらいのものです。
かといって、降りて来ない訳でもありませんが、年中墓に居るのではありません。お墓には、抜け殻である物質しか存在していません。お盆時期になりますと、お墓に先祖様の魂を迎えに行くという風習や、川に迎えに行かれる風習なども存在しています。土地柄によって、霊界と繋がるラインが違うのですね。

死後の世界と先祖様のお仕事

まず、ご先祖様が天界に戻られていないケースを多く見かけます。これは、拝んで葬式をし、49日を過ぎたら天国に行けるというものではないからです。先祖の魂も、目の前のあなた同様に、記憶、気持ちを持っています。
ですから無念な思い、そして苦しみ、心配、不安があると自らが戻らずに、傍に居たい気持ちから、「天界からのお迎えを、見送ってしまう」ということが起こっています。

すると、もう自らの力では天上界へ戻ることはできません。その後は、しかるべき方に、天上界へ送って頂けなければ、戻ることができません。そして、無念な気持ち、心配な思いを抱えた先祖の魂は、身内に憑依し、そして自宅に居続けるということが起こってきます。ただ、居て頂いても、既に肉体を離れてしまった状態で身近にいることになりますから、先祖の憑依を受け、「気分が重くなり、自分以外の無念な思いを感じてしまう。」
ということが起こるのです。

この状態は、双方にとっても良い事ではありません。霊界は魂の学びの世界。人間界は人間として生き学ぶ世界。肉体を纏うか纏わないかで、学びのステージが変わってきます。

未浄化霊の位置する幽玄界は、学びではなく依存、後悔の世界。早く戻らないと、依存、未練から悪魔のような存在になってしまうことも珍しくありません。ご先祖様は、家族を見守り導く役目があります。ですから天上界に戻らなければ、しかるべき霊魂の学びや仕事に就く事ができませんので、お戻しする必要があります。

誰でも天界に送れるの?

現在も、まだ研究中の段階ですが、どんな方でも、傷ついた御霊を天上界にお戻しすることができると、私は考えています。セッションでも、クライアント様を通じて先祖の方がお戻りになりますし、生徒さん同士でも行えています。
感覚として、「光の世界に猛スピードで吸い込まれていく」そんな感覚であると皆さんお話になられます。

大切なのは、相手を思う気持ちと心の向け方です。亡き方に尊い気持ちを持ちながら、存在を感じようとする。「メッセージを受けたい。聞きたい」その強い思いが、ご先祖様の御霊に通じるのです。

どなたでも、先祖様がいらっしゃいますから、少し、ご先祖様に気持ちを向けて、何か伝えたい、聞いて欲しいことがあれば、どうぞ、お伝えくださいね。
そんな気持ちで、ご先祖様を感じてみることは大切なことです。

亡き方々は言います。
「一番のご馳走は、尊い気持ちで、心を向けてくれることだ」と。
ご先祖様と心を通わせて、見えない加護をどんどん受けてくださいね。