自由に飛べ!自由に生きろ!40年たった今でもジョナサンは訴える「かもめのジョナサン」完成版

自由に飛べ!自由に生きろ!40年たった今でもジョナサンは訴える「かもめのジョナサン」完成版

40年の時を経て、なおも色褪せないメッセージ

先日、リチャード・バックの「かもめのジョナサン」完成版が発売された。
1974年、今から40年前に「かもめのジョナサン」は日本で発表され大ベストセラーとなった小説。
R・バックは母国のアメリカは元より、世界中のヒッピーから尊敬され、「かもめのジョナサン」「イリュージョン」はヒッピーのバイブルとして愛されていた。

ヒッピーと呼ばれていた人たちがまだ残っていた90年台。当時の私の物の捉え方、感じ方はいつも他の人と違った。それが悪い事だと何度も言われたことがある。そして私の存在を強烈に否定された経験をした。 その時の恐怖はとても言い難く、常に挑戦者だった私は完全にノックアウトされてしまった。
何の為に生きているのかわからず、社会への怒りをエネルギーにしてただ生きていた。そして社会に尻を向ける=ヒッピーと呼ばれている人たちと出会った。私が「生きる意味を見いだせない」と彼らに話をしたら、R・バックを読むといい。「かもめのジョナサン」を読めば少しは楽に生きられるヒントが隠されているよ。と教えられた。

何よりも飛ぶことが好き。飛ぶことに歓びを感じているジョナサン。否定されても、異端とされ追放されてもなお自分の限界に挑戦し続けるジョナサンの姿に、ショックを受けた。たかが存在を否定されたからと言って怒りのエネルギーを振りまいたところで何も始まらない。私に同意してくれる人もいるのに、私はこれっぽちも生きていなかった。ただ息をしていただけだ。

ノックアウトされるまでの私はジョナサンだったことを思い出した。一旦思い出すと、自分もカモメになったがして、羽が生え、空を自由に飛んでいるように思えたのだ。
私は自由だ。自由だ。自由だ!! 体中のエネルギーが自分自身を活性化していくのを実感する。

「目に見えるものにはみんな限りがある。きみの心の目でみるのだ。すでに自分が知っているものを探すのだ。そうすればいかに飛ぶかが発見できるだろう。」

そこから私は自己探求の旅に出て瞬間瞬間を楽しむ為に生きた。本当の自分を取り戻すことができた。今も私の歓びを楽しんでいる。

自由という歓び

それから20年以上たった一昨年前、R・バックが自家用飛行機の事故で九死に一生を得た。この出来事が元に、新たな最終章が加えられ40年ぶりに「完成版」が発売された。

カモメの世界ではジョナサンの教えだけが残り、彼は伝説の偉大なるカモメとなり、神のような存在へと崇められていた。だれも空を飛ぶことを忘れジョナサンがどれだけ偉大なのか、どれだけ優れた飛行をしたのか理論を語っている。そんな中、新たな若きカモメ、アンソニーが飛行訓練を始める。そして・・・ただ飛ぶことが大好きなジョナサンと空で出会うのだ。

自由に飛べ!!自由に生きろ!
40年たった今でもジョナサンは私たちに訴える。

自由に生きろ!人生を楽しむんだ!!
生きることの歓びに、出会いの歓びを、今ここに祝福すれば、きっと生きる意味を見いだせるよ