エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.45~待つというコミュニケーション(潤治編)

エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.45~待つというコミュニケーション(潤治編)

コントロールから自分を解き放つということ

夫婦ふたりで暮らしていた頃には考えられなかった時間の流れを、今の生活では感じています。
娘の小葉を中心とした時間の流れであり、多くの方々にご理解と応援をしていただいてAQUA MIXTが成り立っています。ひとりで仕事をしているわけではないと、あらためて思います。

働くという意味は「傍が楽になること、は・た・ら・く」と聞いたことがありますが、それを最優先にして仕事ができるかどうかは、自分に問う必要があるように思います。その答えは千差万別であり、ステレオタイプの価値観ではないからです。家族に厳しい働き方はしたくないと決めています。

以前の記事「エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.43~人生の優先順位を教えてくれる娘(潤治編)」では、新しいステージになった家族の価値観を見ていきました。

子育てという、ややもすればギリギリの状況に陥りがちな場面で夫婦各人のコミュニケーションパターンが見えてきます。他人にどう見せたいかという姿ではなく、その人の本質のようなものですね。

食事、お散歩、お風呂、睡眠、お昼寝……すべてが娘の小葉次第であり、大人の都合を押しつけたくなる僕自身の気持ちが湧き起こってくることもあります。

「今、眠ってしまうと夜眠れないよ」
「危ないから触っちゃダメだよ!」
「雨が降っているからお散歩は無理だよ」
「楽しいのは分かるけど少し眠っておこうね」
「昨日、もぐもぐ食べていたのに、今日は食べないの?」
「机の上を汚さないで食べてね」
「食べ物で遊ばないの!」

という、小葉に向けたくなる言葉たちです。
パートナーの寛子はのんびりとした家庭で育った影響か、どっしりと構えてコミュニケーションを取ります。小葉もそのゆったりとしたコミュニケーションが心地良いようです。

たとえば、食事する時、寛子は小葉の意識の流れを見ているのかゆっくりです。
「きゅうり食べる?」と投げかけてからしばらく経って小葉が反応し、やっぱり食べる!というように手を出してきます。

僕ならそう小葉に訊ねて反応がすぐに返ってこないときゅうりは要らないものという判断をしてしまいます。そして、後から食べたいと言ってくる小葉に、要るのならさっき言ってよね!と注意してしまいそうです。それを抑えながら食事を提供することに僕は慣れていないので、食事を供給するのは、ほぼママの寛子です。

せっかくつくったのに、おにぎり握ったのに、お味噌汁温め直したのに、ぬか漬けに漬けたのに、片付けたのに……と口に出してしまいそうになる僕です。寛子はゆっくりと構え、小葉の食欲と相談しながら食事を提供します。しかし、僕にはその「待つということ」が出来ずに独り合点してしまいたくなるようです。小葉のマイペースが僕のコミュニケーションペースに気づかせてくれるわけです。

お散歩もそうです。寛子は小葉がどこに行きたいのかをじっと待っています。
「どこに行きたいのかなど赤ちゃんにわかるまい! 大人が適当に見繕って歩かせれば良いんだ!」という僕のエゴも存在するのです。

しかし、しばらく考えた後に小葉は自分の行きたい方向に歩き出します。興味のあるものが次から次へと移り変わっていくので、僕がイメージする散歩とはほど遠いことも多々あります。ゆっくりと何か地面に落ちているものをいじっていたかと思うと急にはしゃいで早歩きになることもあり、予測のつかないお散歩となります。

予測し、コントロールすることに僕がとても慣れていて、それに居心地の良さを感じているのだと小葉の自由さに疲れて始めて気づかされます。
そして、「待つというコミュニケーション」をしているようでそれが形だけだったのかもしれないと思うわけです。セラピーを生業にしている立場なので、改めてその姿勢を教えられるのです。

コントロールを手放すということ

人生を変えたい、自分らしい生き方をしたい、セラピストになりたいと望んでAQUA MIXTを訪ねてくださる方は年々増えてきました。その人その人のタイミングや内なる動機が沸き立つ時を信頼できているだろうかということですね。

待つということはとても怖いことだと思う時もあります。それは想定内に収まらないことを意味します。天使の視点ならそれはきっと予想を超えた祝福が待っているという意味かもしれません。待つということはコントロールを手放すことになるのだと小葉と散歩していて思います。

小葉と寛子がふたりで教えてくれることは、

・ 独り合点しない(正解がありそうでも)
・ 決めつけない(自分の価値観で見ない、正論がありそうでも)
・ 相手の力を尊重する(どんな結果になろうとも、失敗が予測できても)
・ 相手に過剰に期待しない(依存している自分に気づく)
・ 相手にプレッシャーをかけない(コントロールしたい自分に気づく)

などです。

天使が常日頃、教えてくれる「解き放つ愛」や「見守る愛」は日常生活でいつでも実践可能なのだと思います。むしろ僕の場合、激しく必要であるようです。