アンガーマネジメントVol.30「男性は女性の気持ちを理解するのが苦手」

察してほしい女性VS理解できない男性

女性って「言わなくても分かってよ!察してよ!」という気持ちが強いのですが、男性は女性より相手の表情から気持ちを読み取るのが苦手です。
例えばデートの時に男性から「何が食べたい?」と聞かれて「何でもいい」と答えてラーメン屋に連れて行かれて「何でデートなのにラーメン屋なの!?もっとおしゃれなカフェに行きたかったのに!」というパターンはよくありがちです。
女性は「何でもいい」という6文字のなかに、「何でもいいけど、今日は久しぶりのデートでしょ。それにこの前私あのカフェに行きたいって言ってたよね?」という意味を含んでいたりします。

これが女性同士だと、通じるのです。でも悲しいかな男性にはなかなか通じません。なぜかと言うと、女性は相手に共感する「ミラーリング」能力が男性より高いからです。

共感力の低さは男性の性(さが)

女性は言葉にならない相手の表情、声のトーンから相手の感情を読むのがとても上手です。女性は赤ちゃんの頃から、人の感情によく反応します。ある研究では、女性の悲しげな顔を見て「この人は悲しそうだ」と感じる男性は40%でしたが、女性は実に90%が「悲しそうだ」と感じました。女性が男性の浮気を簡単に見破るのも、誰かを観察するとその感情も自分の中に感じる「ミラーリング」能力が高いからです。

一方、男性はこれがなかなか苦手です。ですので男性に何かを伝えたい時は、きちんと言葉に出して伝えた方が無難です。

女性の皆さん、男性が何かデリカシーのない言動をしたとしても、それはもともとその能力が女性より少ないから仕方ない、と少し大目に見てあげて下さいね。

 

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