蓮村誠先生インタビュー「アーユルヴェーダで健康になる秘訣を教えてください!」PART.1「良い睡眠の秘訣」

今回から10回に渡り、TRINITY Vol.50の「専門医が教える健康生活のオキテQ&A」企画のなかで伝えきれなかった、蓮村先生直伝のアーユルヴェーダの健康法をTRINITY WEBでご紹介していきます。

はじめに、蓮村誠先生は日本では大変希少なアーユルヴェーダドクターです。クリニックでの診療以外にも、アーユルヴェーダ式毒だしの著書をたくさん執筆されており、ご多忙な日々を送られています。そのようなご多忙な中でも、常にアーユルヴェーダの叡智に沿った生活を送られており、誰もが欲しいと願う若さと健康を保たれております。去年は歳が離れた若くて綺麗な女優さんとご結婚されました。そんなイキイキと輝いている蓮村先生に、いつまでも健康でいられる秘訣をとお伺いしてきました。

 

アーユルヴェーダ的「健康の定義」とは?

──アーユルヴェーダで健康でいられる秘訣があれば教えて下さい。

アーユルヴェーダの基本的な考えは健康を増進する事です。健康を増進した結果が、病気を予防していく事に繋がります。ですから、病気を早期に発見して治すという考え方ではなくて、健康を高めることにより、病気になる可能性を無くしていく事こそが、究極的に一番効果的な予防と考えています。

アーユルヴェーダで言う健康な状態とは、単に検査で異常がないという事ではなく、心がイキイキして元気、毎日食事が美味しく食べられる、排泄がきちんとある、身体が若々しくいられるといったことが全て揃っている状態です。

この健康の定義を考えた上で、日本人が生活の中で健康を害してしまっている一番の要因は、睡眠と排泄でしょう。 この2つをアーユルヴェーダ的観点で見て改善すれば、健康増進への近道になります。

──それでは、まず睡眠について教えていただけますか?

睡眠時間は人により6時間、7時間、8時間と違います。(インタヴュアー注:ヴァータ体質8時間、ピッタ体質7時間、カパ体質6時間が適切な長さだとアーユルヴェーダでは定められています)

アーユルヴェーダで考える睡眠は、まず十分な長さが必要ですが、単に長いというだけではだめです。なぜなら、睡眠の深さと長さにより睡眠には面積がでるわけですから、その面積が十分に無い人は朝起きた時に疲れが取れていなかったりします。

つまり浅い睡眠だと、例え長く寝ていたとしても、肉体的・精神的疲労心は取れていない事になります。ですから十分に深い睡眠と、必要な時間休むことが大切。睡眠はそういう意味で質と量ということになり、その両方が揃う事により、初めて良い睡眠と言えるのです。

■マハリシ南青山プライムクリニック
http://www.hoyurishikai.com/data/doc.html

■TRINITY Vol.50の詳細はこちら
TRINITY Vol.50は現在書店にて好評発売中です。P33に先生のインタビューが掲載されております。そちらも合わせてご参照ください。
https://www.el-aura.com/?p=49773

■蓮村誠先生が「健康生活フェア2014 in YOKOHAMA」で講演されます
http://www.healthylifefair.net/