美しく生きるための「美運バイブル」~心と身体バランスを整えて、自分らしく美しい人生を歩むためにできることPART.9

時には、ただ水面に浮かぶ葉っぱのように流れに身を任せる

今は水星逆行の真っ最中。
もしかしたらすでに、メールやラインの行き違い、連絡ミス、連絡がつかない、携帯やPCの調子が悪い……など、そのとばっちりを受けていらっしゃる人も多いのではと思います。

私自身も、先日Facebookでお友達の記事の画像をクリックしただけなのに変なウィルスに入り込まれて大変な目にあったところです。
毎回水星逆行中には、この手のとばっちりを受けております。

今回はその他、過去を振り返る、自分を省みるということにも重点が置かれているようですが、水星逆行の時期以外でも人生においてこのような時期はどなたにでも時々起こります

物事がいつも通り上手く運ばない、急に手違いなどが多く発生する、いつもなら犯さない簡単なミスをしてしまう、など、それはまるで、今まで調子よく猛スピードで走ってきたのに、急に足が痛くなって走れないどころか早足も無理になり、仕方なく足を引きずりながら、時間を掛けて歩かされているような時期です。

そして、いくら焦っても、どのようにしても上手く行かない、そしていつもの何倍もの時間が掛かってしまうようなことが起こります。
でもだからこそ、自分の周りの景色や、ざわめき、に気づいたりすることが出来るのです。それはあなたの周りの人の気持であったり、自分の本当の気持であったり、忘れていたものごとであったりします。
そして、それは本来一番大事なことであるのに置き去りにされていたことかもしれません。

そのような時、運命はあなたに「とまれ」を指示しています
そしてその忘れかけている大切な事を思い出すように、自分を見つめなおすように、足止めをしているのです。だから無理に進もうとすると被害は大きくなり、あなた自身もパニックになります。

そういう時は焦らず、運命の指示に従いましょう。
自分の力(自我)を抜いて、水面に浮かぶ一枚の葉っぱのように過ごしてみてください。いくら頑張っても上手く行かないのは、「そっちではない」と言われている、と一度考えてみてください。そして、やれることを全てやったのであれば、あとは自分の力(自我)を抜いておきましょう。

力を入れれば重くなり水面から下に沈んでしまいますが、力を抜けば抜くほど軽くなって、上手く水面に浮いていられます
そうすることで自分に必要な場所に早くたどり着けるのです。
まさに流れに身を任せてみるということです。

そのほうが、以前の自分より物事のとらえ方が良くなっていたり、かえって素敵な結果になっていたということがあります。自我を除けば大きな存在と調和して物事の流れが良くなります。
逆に上手く行かない時は自我が大きくなってしまっている時です。頑張りすぎている時や、やりすぎの時も同じです。

また、そのような時の気分のリセット方法として、右側の鼻の穴を押さえて左側の鼻だけど呼吸しましょう
そうすると「氣」が抜けて落ち着きが戻ります。
逆にやる気が起こらない時は、左側の鼻の穴を押さえて右側の鼻だけで呼吸しましょう。そうすれば元気が戻って来ます。その時のご自分の状態に合わせて交互にやってもいいですし、このような自分で「氣」のバランスをコントロール出来る方法を持っておくといいですね。

人生にはときどき、頑張るのではなくて、力を抜く方が良い時があります。
「上手く行かない時」は、運命があなたにそれを教えてくれているのです。

そんな時は、思い切って「水面に浮かぶ一枚の葉っぱ」になりましょう。
それになりきれた時、また良い方へ運はあなたを運んでくれますよ。