セドナから愛をこめて「アイル・グラハムの光日記」 第22回

セドナから愛をこめて「アイル・グラハムの光日記」 第22回

Labyrinthラビリンス

セドナには、ラビリンスという迷路のようなものがつくられている。
でも、実際には迷路ではなくて、道に添っていけば必ず中央に導かれるようになっている。

これは 古代(推定約6千年から8千年前)からのスピリチュアルツールであり、ネイティブアメリカンの遺跡や、エジプトの墓、古いキリスト教の教会などで発見されている。また、ギリシャのクレタ島で発掘されたコインにも描かれている。

誰が最初に使い始めたのかは、世界中のミステリーとなっているが、実際にこれを歩くと、なぜこれが使われたのかを理解できる。これは、波動を変えるものであり、内なる旅路、瞑想を促し、高次元へと繋がれるツールなのである。
また、自分のほしい答えや気づきがもたらされる。

いろいろな国で発見されているラビリンスには、数種類のタイプがあるが、一般的なのは、この7つの渦巻きがある形。通称「The 7 Circuit Labyrinth」。

それは大きさ的に歩く長さがちょうど良く、身体のチャクラの数に対応しているからとも言われている。

迷路では、常に出口を求めて考えながら歩く。つまり左脳を働かせる。
ラビリンスは、考えるのではなくて、頭はお休みさせて、ただ、あるがままに意識を「今」に「五感」に集中させながら歩く。右脳を働かせる。

大地を踏みしめる一歩一歩が自分への癒しになり、さらに、大地への癒しとなる。そうしているうちに、歩く瞑想へとなっていく。

ラビリンスの中央は、内観をして内なる神と繋がるのを自分に許す場所。
祈ったり、瞑想をしたり……好きなだけそこで過ごす。

戻るタイミングが来たら、静かに、先ほど来た道を戻って行く。
行きと帰りで、同じ道を右回りと左回りで歩くことになる。バランスよく完結する。

この7つの渦巻きを外側から数えて、それを人間のチャクラに対応してみると面白い。
まずは3番目(みぞおちチャクラ)から右まわりに入る。その道は自然に、第2、第1へと降りていく。
第1から第4(ハートチャクラ)に移ったあと、 第7( クラウンチャクラ)から、第6、第5(喉のチャクラ)と降りて、そこから中央の祭壇に向う。

ハートを中心にして、最初に下の身体(フィジカルボディー)を調整したあと、上の身体(スピリチュアルボディー)を調整するようになっている。
最後に喉を調整し終わった後、神聖なる中央へとたどり着く。
のど仏は、やはり神につながるのだ。

これは、数人と一緒に歩くと面白い。
好きな時に立ち止まって、じっと内観に入るのもよし。
誰かの後ろをそっと通り抜けるのもよし。

さっきまで近くを歩いていた人が、次の曲がり角を曲がった途端に、遠いところにいたりする。ラビリンスを通して、人との距離感とか人生感とかを、客観的に感じとることができる。

おすすめのラビリンスは、セドナの町のB&B(Bed & Breakfasts)の庭につくられたもの。( Labyrinthラビリンス があるB&Bで調べるとすぐに出てくる。)誰にでもオープンになっているので、静かに共有させてもらえる。

数年前までは、テラカパキ(ショッピングエリア)のなかにもラビリンスがあったが、今はパターゴルフ場になっている。私的には……・残念なのである。

また、セドナにはスケートボードパークや、バスケットボールコートもあるので、赤い岩々に囲まれたなかで、それらをエンジョイされてみるのも面白いかもしれない。

今、 宇宙の大きな周期に乗っ取って、 2014年を人生の軌道修正の時のように過ごされている方が多いのでは……と思う。

きっと、太古の昔、こういった宇宙の大きな変動期に、叡智あるご先祖さま、もしくは、地球外生命体たちが地球上のあちらこちらに、ラビリンスを波動調整ツールとして設置したのではないかなと思ったりしてしまう。

私たちは、それぞれひとり一人に与えられた「タイミング」と「スピード」と「内容」で、進化のプロセスを経験している。それは、他と比べる必要も認めてもらう必要もまったくないもの。

ラビリンスは、そういった自分オリジナルのプロセスを促してくれるのだと思う。
だから、みんなにとって違う経験がそこにある。
進化を促すラビリンス。ぜひお試しくださいませ。

この時期、セドナのあちらこちらで野生の「Pride of Barbados バルバトスの誇り」という豆科の植物が、赤・黄色のあでやかな花を咲かせて、青い空の下、風になびいている。
その姿は、彼岸花を思い出させ、私のなかで日本とセドナを繋げるもうひとつのものになっている。

いつも読んでくださりありがとうございます。

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