「大きな視点で悩みをとらえる」。SAGB元講師が語る、成長の仕方。キース・ビーハン氏インタビュー

キース・ビーハン氏インタビュー PART.2
「大きな視点で悩みをとらえる」。SAGB元講師が語る、成長の仕方。キース・ビーハン氏インタビュー

この世界で学ぶ
レッスンの意味を理解する

Q:そもそもスピリットの世界とは何でしょうか。

肉体を持つ前に私たちがいた本当の世界と言ってもいいと思います。私たちは学ぶために地上に生まれてきますが、もともといたスピリットの世界は、本当に素晴らしく美しい叡智、知識、調和のある世界。私たちはいずれ肉体を去るとスピリットの世界に戻るわけです。

Q:学びを受け取って、この世界で成長するために、私たちができることは何でしょうか。
各自が学ぶレッスンは違うということを理解し、そのレッスンの意味を理解するということですね。そして同じミスをしないことです。
人間関係や行動のパターンを通して、私たちはさまざまな学びを受け取ります。たとえ辛く苦しい体験だとしても、冷静になってそこから一歩退いて体験の意味を理解することです。そうすると違う視点からそのレッスンを見ることになりますので、より大きな全体像、大きな意味というものが分かるようになります。

大きな視点で物事を見ると
心の平和を得ることができる

Q:悩みやトラブルは客観的に見ることが、成長のための秘訣になりますか。

そうですね。感情的なしがらみに入ってしまうと、悪い方向に進んでしまったり、より悪くなってしまうこともあります。そして、実際よりも物事が複雑に見えてしまうのですが、本当はシンプルだったりすることがあるのです。
私たちが、感情に振り回されることなく、より大きな計画、大きな視点のもとで物事を見ていくと、いろいろな場面において問題の本質を取り違えることがありません。
たとえば、家にある何かの電気製品が壊れたら、私たちは「どうしよう」と考えてしまいますが、人生という大きな視点で見れば些細なことです。このように視点を変えることで、心配やストレスを軽減することができます。
物事をとらえ直すことによって、「今まで自分が振り回された出来事は実は些細で、たいして重要ではなかった」ということに気づけるでしょう。

Q:たとえば病気になってしまった場合も、同じように考えると良いでしょうか。

病気になると「なぜ、私が?」と思ってしまうでしょう。実際に病気は困難な状況ではありますが、もっと小さな問題で「どうして私が?」と思っている人が多いのも事実です。
そして、ガンや重い症状で苦しんでいる重病の方が、状況に対しての理解があるというケースも確かにあります。亡くなるのを待つばかりの人のなかに、大きな叡智と平和が見られることさえあります。
ですから、先ほど私が申し上げたような、大きな視点から物事を見るということを学んだ人は、どんなに辛い状況にあっても、心の平和を得ることは可能なのです。
つまり、スピリットの大きな視点から物事をとらえることによって、さまざまな苦労、悩みなどが減りますし、スピリットの世界から助けや援助を受け取ることも可能になるわけです。

~続く~

■バックナンバー
PART.1 肉体はユニフォームのようなもの

<プロフィール>

キース・ビーハン Keith Behan
コナン・ドイルも会長を務めたSAGB(英国スピリチュアリスト協会)に昨年10月まで5年間講師として勤務。SAGBはあの江原啓之氏も英国留学中に学ばれたことで有名な格式の高いスピリチュアルスクール。キース・ビーハンはスピリチュアルの本場でも、由緒正しきスピリチュアルスクールの看板講師を務め、現在は独立して活動。

キース・ビーハンはミーディアムでありサイキック。その正確なクレヤーボヤンス(霊視)、クレヤーオーデイエンス(霊聴)、クレヤーセンティエンス(霊覚)の卓越した能力に加え、温かく大らかで人を包み癒すような人柄で、厚い信頼と、高い評価を得ている。