男たちを踏み台にしてのし上がった女の生涯を描く『魔性のダンサー ローラ・モンテス』

男たちを踏み台にしてのし上がった女の生涯を描く『魔性のダンサー ローラ・モンテス』

桐生 操だから描き出せた「ローラ・モンテス」という女

19世紀ヨーロッパ。芸名のローラ・モンテスで、著名で資産家の男たちを次々と魅了し、踏み台にしてのしあがったダンサー、エリザベス・ロザンナ・ギルバートの生涯を、シリーズ300万部『本当は恐ろしいグリム童話』の著者・桐生操が、史実をもとに書き下ろした小説。
黒木メイサ主演の舞台「VAMP 魔性のダンサー ローラ・モンテス」(テレビ朝日主催 8/24~9/8 EXシアター六本木)の原作として刊行。悪女を書かせたら右に出るものはない桐生氏渾身の一作です!

財力と権力がある男を渡り歩く

1821 年、イギリスの平凡な家庭に生まれたローラ・モンテスは、スペイン・アンダルシアでロマ族の伝統的なダンスを学び、ロンドンで一躍脚光を浴びる。ローラは、社交界で力を持つ男に近づき、さらに自分を売り込む。

ローラと出会った男たちはたちまちその魅力にひきこまれる。作曲家フランツ・リストの計らいでパリ・オペラ座デビュー。作家のデュマはローラのために「三銃士」をミュージカルにして演じさせる。
ついにはドイツ・バイエルン国王ルートヴィヒ1世の愛人になり、政治にまで口を出すようになる。しかし、市民の怒りは絶頂に達し、ローラは失脚。数年後、アメリカ・ニューヨークのクラブで踊る、ローラの姿があった……。

これだけの稀代の悪女だが、日本では、きちんと紹介されたことはありませんでした。世界中の悪女を書いてきた桐生氏だからこそ書けた作品です。

舞台化が決定!黒木メイサが悪女を演じる!

19世紀に実在した、最もスキャンダラスな美貌のダンサーを主人公とした舞台、「VAMP(ヴァンプ)~魔性のダンサーローラ・モンテス~」で黒木メイサが主演を務める。

ヨーロッパをさすらい、恋、野望、裏切り、破局、絶望、復讐……と、絶えずスキャンダルを撒き散らした妖艶な美女の華やかな人生を演じる。
今回の抜擢に黒木は、「華やかな舞台の裏での闇と波乱の人生。26 歳を迎える今の私にしかできないローラ・モンテスを多種多様なダンスとともに全身全霊で演じたい」と意気込みを語っている。また、フラメンコ、アイリッシュダンス、ラテン、タンゴなど、情熱的でセクシーなダンスを披露。そのほかにも殺陣やフライングなどのパフォーマンスも駆使し、伝説の悪女に挑む。

「VAMP ~魔性のダンサー ローラ・モンテス~」
2014 年8 月24 日(日)~9 月8 日(月)公演 @EX THEATER ROPPONGI
演出 : 岸谷五朗原作 : 桐生操(『魔性のダンサー ローラ・モンテス』小学館刊

 

■桐生 操(きりゅう・みさお)プロフィール
フランスのパリ大学(ソルボンヌ大学)・リヨン大学でフランス文学・歴史を専攻、フランス文学や歴史を専攻する。
帰国後、執筆を開始。以来、ルネサンス期を中心とした西洋史人物の評伝をはじめ、歴史の知られざるエピソードを次々と発表。著書に、ベストセラーとなった『本当は恐ろしいグリム童話』『本当は恐ろしいグリム童話II 』をはじめ、『世界史悪女のミステリー』『ヨーロッパ歴史と謎の不思議事典』の他、『王妃カトリーヌ・ド・メディチ』『イギリス
怖くて不思議なお話』『美しき拷問の本』など多数。

『魔性のダンサー ローラ・モンテス』
著者:桐生 操
出版社: 小学館
発売日: 2014年7月1日
価格:¥1,400(税込)