「カレワラ物語」PART.4~霊的探究の道をゆく人々。絶え間なく自らと大切な人々を癒し、高める

「カレワラ物語」PART.4~霊的探究の道をゆく人々。絶え間なく自らと大切な人々を癒し、高める

大きな解放と共感、そしてワンネスの体験

フィンランドでのこのイベントの翌週、英国では保険が適用される天然石を使った鍼療法の講座を行ったのですが、参加されたのは、医療職、ジャーナリスト、教師、ソーシャルワーカー、経営に携わる方々でした。5日間にわたる講座の前半2日間はヘルシンキ、後半3日間は郊外で、研修施設に付属した伝統的なコテージで寝食を共にして学びました。

緯度が高いフィンランドでは、夏は夜になっても昼間と間違うような明るさです。夕食の後にも、湖で泳いだり、サウナを楽しんだり、湖畔で語らったり。一人ひとりが思い思いの場所で、思い思いの時間を過ごし、短い夏を味わっていました。

しばらくしてコテージに戻った一人が、中央の大部屋の真ん中にあるヒーリングベッドに横になり、セルフヒーリングを始めました。いつの間にか、数人がコテージに戻っていて、何の言葉を発することもなく周りに自然と集まり、ヒーリングに加わります。間もなくヒーリングを受けている人に大きな解放が起きると、共感が起こり、周りでヒーリングに参加している人々の頬にも涙が流れます。

解放のピークが過ぎて落ち着くと、真ん中にいた人は起き上がって体験したことをシェアし、周りでヒーリングに加わった人たちも体験をシェアしました。皆が深い気づきと理解、共感と感動のうちに抱きあい、愛を分かち合い、グループが「一つ」になるというワンネス体験が、一度ならず、何度も起きたのです。まさに天使的で美しい瞬間の連続でした。

学びはずっと伝え続けられる

さらに素晴らしいことに、彼女たちは学んですぐ、自分自身や家族、友達やクライアントへと療法を実践し始めました。施術中スピリットガイドから自然にメッセージが降りてくるなどスピリチュアルな能力が開き始めた人もいます。人生のさまざまな局面を体験し、いくつになっても学び続ける人々。自然とスピリチュアルな意識にチューニングを合わせられるのも、創世神話の主人公が「魔法使いの老賢者ヴァイナモイネン」の国の人々であるからかもしれません。親愛なるフィンランドの人々が本質的自己に目覚め、霊的な道を歩むことを、多少なりともお手伝いできるということを私はとても光栄に感じています。

未だ人が、本質的自己を通して宇宙の神秘の力とつながっていた太古の時代。人々がもともと備わる霊性に目覚め、知恵と魔法の力を取り戻す…。それが「カレワラ」のヴァイナモイネンがいう「わしが必要とされるときがくる」という言葉の意味だったのではないかとも、私には思えるのでした。今年も初夏にまた北欧の魂の友たちに再会し、霊性の探究という旅を分かち合ってきたいと思います。

~終わり~

★バックナンバーはこちらをご覧ください
「カレワラ物語」PART.1
「カレワラ物語」PART.2
「カレワラ物語」PART. 3