「緊張するのはなんでだろ~♪」テツandトモさんに聞く“緊張克服法”

テツandトモさんインタビュー PART.1
「緊張するのはなんでだろ~♪」テツandトモさんに聞く“緊張克服法”

現在発売中の、TRINITY Vol.50「私もできる心の健康法」。「お笑い芸人に学ぶ心のアゲ方・悩み解決方法」のコーナーで、読者のお悩みに答えてくださったテツandトモさん。誌上にてご紹介しきれなかったお二人のお話を、さらに詳しくご紹介します!

徹底的に練習して自信を持つことで緊張を緩和

──舞台やテレビ、人前で歌ったりトークされたりするお仕事ですが、緊張はされますか?

テツさん 僕は今も緊張しますね。人見知りもします。

トモさん 僕は、あまり緊張しない方なんですが、それでも緊張する時というのは、初めてのネタをやる時や、笑ってもらえるかどうかわからない時ですね。

なんで緊張するんだろうと考えてみると、自分に自信がないからじゃないかと思うんです。だから稽古をする時には、なるべく本番と同じ状態を再現して何度も練習を繰り返します。

たとえば部屋の電気を全部消して、「次はテツandトモです、どうぞ~」と言って電気をつけてネタを始める……という、本番と同じような緊張感を持って稽古をするんです。そのことが「何倍も稽古しているから大丈夫」という自信につながって、緊張が緩和されるんですよね。

テツさん 僕が緊張している時というのは、自分をよく見せたいと思っているんでしょうね。でも、その緊張感やよく見せたいという思いがあるからこそ、稽古も一生懸命やりますので、まったくなくなってしまうのもよくないのかもしれません。僕は、もともとそんな器用なタイプじゃないので。

トモさん 僕とテッちゃんは大学の同級生だったんですけど、テッちゃんはもともと人前で何かするようなタイプじゃなかった。だいたい端っこのほうで一人でいるタイプ。コンビを組んでから、テッちゃんの性格を知っている同級生や後輩たちから「テッちゃんに何をやらせてるんだ! かわいそうに」って、言われましたよ(笑)。

ジャージを着ることで違うキャラにリセット

テツさん 僕は、「緊張して困る」という読者の方と同じ立場の人間だと思います。お笑いをまさかやるなんて思っていなかったんですけれど、ジャージを着て別のキャラクターになる瞬間があることで、緊張感を取り除いていると思います。

──読者の方たちが、赤いジャージの代わりに使えるアイテムは何でしょう?

テツさん 女性だったら、メイクの力は大きくないですか?

トモさん 髪型とかね。何か背筋がピンと伸びる感じになるものが、きっとあると思いますよ。そういうのを、自分で探していくのもおもしろいかもしれないですね。

他人を思いやることで自分も相手も楽になる

──緊張するというテツさんから、ほかにもアドバイスはありますか?

テツさん 僕たちは、NHKの松山放送局で、長い間、レギュラー番組をやらせていただきました。町の一番を探して行き当たりばったりの旅をするというコーナーで、台本は何もなく、愛媛の方々とコミュニケーションしてつくっていくんです。

最初の頃は「何かおもしろいことを言わないとダメだ」と考えていたんですが、途中から「番組の主役は出てくださる愛媛の方。その方たちの笑顔を画面に見せたい」という気持ちに変わっていったんですね。そうしたら自分自身もすごく楽になれたし、相手の方もリラックスして話してくださるようになりました。

「お客さんが喜んでくださるために何ができるか」を考えられるようになったから、緊張を克服できるようになったんだと思います。

 

<プロフィール>
 
テツ and トモ
‘98年2月にコンビ結成。「なんでだろう~」が’03年新語流行語大賞、年間大賞受賞。同年、「第54回 NHK紅白歌合戦」に出場。現在、全国各地でお笑いと歌のステージを展開している。’14年2月発売のシングル「桜前線」で本格的に歌手活動をスタートさせた。
http://www.tetsu-tomo.com/

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Photo:Tomoya Suzuki
Text:Yuki Namiki