ソウルメイトを探し求めて〜PART.22「ソウルメイトとの結婚は、幸せのゴールではない」

結婚した後にこそ、更なる学びが待っている

ソウルメイトと出逢い、そして結婚すると、更なるスピリチュアルな学びが待ち受けています。ソウルメイトとの結婚生活は愛に溢れた幸せを実感することも出来ますが、それだけではありません。何も苦労しないでバラ色の生活が約束されている訳ではないのです。

ここ最近では、高学歴な女性でさえも、結婚したら専業主婦になりたいと希望する方も少なくないようです。ソウルメイトと結婚したら、幸せな結婚生活が送れることだろうと、結婚に憧れる方もいらっしゃるようですが、「幸福な結婚生活の定義」とは一体何でしょうか? 心理的にも物質的にも、満たされていて、優しくて、相手があなたのワガママさえも聞き入れてくれて、他人から羨望の目で見られ、セレブ的な生活を送ることでしょうか。

結婚の幸せとは、夫婦で力を合わせて、困難を克服して行くことにあります。また、あなたの欠点を指摘してくれたり、アドバイスしてくれたりして、過去生から繰り越して来たあなたの心の習慣をソウルメイトだからこそ、その部分を修正することで、生き方が楽になると示してくれることもあるかもしれません。

子供のこと、親のこと、友人のこと、会社での人間関係、ペットのこと……。自分では良かれと思って言った発言であっても、夫婦喧嘩を招いてしまうことがあるでしょう。

喧嘩するほど仲が良いという言葉もありますが、「良い喧嘩」「悪い喧嘩」があります。自己中心的な人が、相手をコントロールしたいために、暴力を振るったり、威圧的な言葉を発言したりすることは、いくらその人が社会的に地位があり金銭的にも裕福であったとしても、お互いが対等でなく、どちらかが力不足では「ソウルメイト」とは言えません。

戦時中や戦後であれば、食料や物が大変不足した時代、生きていくため家族のためにと愛していない人と結婚した方も多いでしょう。しかし今の時代、食べるために結婚する人はかなり少ないのではないでしょうか。

お金や物に惑わされないことの重要性

日本は十分過ぎるほど豊かになりました。しかしながら、まだまだ、親が子供に結婚相手の条件として、経済的に豊かな人を重視することは少なくはありません。それはときに、人柄をより重視されることも多いかもしれません。

経済的な水準が高ければ高いほど、相手の方も慎重になっていることも考えられます。いくら自分が、「これほどの収入がある人と結婚すれば、専業主婦になれるかな」と安心していても、相手は、「結婚して、財布を握られて小遣い制で生活するぐらいなら、ひとり暮らしでいる方が楽かもしれない……」と、思ってしまうかもしれません。

特に草食系男子ほど、物質欲を失っているために、車を買わない、家を買わない、海外旅行に行かなくてもいい、と思っている割合が高いようです。でも、彼らの親が物質主義の場合、彼女の親を両親に会わせると、「ダメ出しをされて、結婚を急かさせてしまうのでないか……」と思って身内には内緒にしておきたいということもあるかもしれません。なかなか結婚が出来ない独身者が増えている原因の1つは、年配の人の、物に対する強い執着と考えられます。

あり余るお金と物質を持っている人と結婚しても、すべての夫婦が幸せとは限りません。逆に、低収入な夫婦であっても、家族思いで、真面目に働いて夫婦が力を合わせて、自分達の現世での目的を果たそうとしているソウルメイトこそ、真のソウルメイトとの結婚と言えるでしょう。

離婚を経験したことがある人は、「結婚」は相手の収入や財産で決めず、次は伴に苦労することを前提に一緒になることで、幸せな結婚生活が送れることでしょう。もしも、あなたが死を迎えるときに、この人と色々と苦労したけど、また、一緒になりたいと願うならば、来世も同じ相手と結婚できるかもしれません。

ニューエイジの時代は、精神的なつながりで結婚することを条件にしている魂があらゆる地上に存在しています。つまり、「愛」という本質を学ぶことを前提として、生まれ変わっているのです。

「ソウルメイトとまだ出会っていない」と思う人は、魂の向上中のときかも知れませんから、女子力よりも、他者のために役に立てること、他者が喜ぶことを行うことで、あなたと生まれる前から、結婚する約束を交わした人と再会できる機会が訪れるということを覚えていて下さい。

ありがとうございます。

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