すべての映画を愛する人たちに贈る、よみがえるオマージュ。映画に命を掛ける男たちの物語。

日本人が大好きな笑って泣けるエンターテインメント

唐沢寿明主演で2014年秋より公開予定の映画『イン・ザ・ヒーロー』。
本作は、過去40年余りの間、世界中の少年たちを夢中にさせてきた「ヒーロー」を生み出すキーパーソンである、「スーツアクター」の本当の姿を描きだす、豪華一大エンタテイメント作品です。

スーツアクターの多くが抱く共通の夢は、堂々と顔を出して演じる「アクション俳優」に登り詰めることであり、アクション映画の主役を演じること。そんな夢を見ながら、日々アトラクションイベントにも精を出す彼らの夢の奮闘、そして奇跡を映画化する企画がこの『イン・ザ・ヒーロー』。

主演を演じるのは、数々のTVドラマ・映画・舞台で、人気、実力とも揺るぎない地位をしめる唐沢寿明さん。過去に特撮ヒーロー番組に出演していた事実が意外に知られていない名優でもある彼の今回の挑戦は、映画を一級品のエンタテイメントにしながら、かつての名作『蒲田行進曲』の様に確かな夢を持った男を、情熱を持ってピュアに演じています。『下落合ヒーローアクションクラブ』の社長兼スーツアクターであり、熱血漢でブルース・リーを崇拝する、その道25年の大ベテランである本城渉(48才)という役どころ。唐沢さんは本作の撮影に備え4カ月に及ぶ厳しいアクションの稽古を受けて身体づくりをしたそうです。

シナリオを担当したのは作家の水野敬也さん。本作は、自書「夢をかなえるゾウ」が200万部以上を売り上げ、現在は「人生はニャンとかなる! 」が60万部を突破する勢いでセールスしている今最も注目を集める作家である水野さん初となる、オリジナル・シナリオによって映画化されています。

そしてこの度公開されたのは、唐沢さん演じる本城が命を懸けて挑むクライマックスシーンのため、一人黙々と体育館でトレーニングに励むシーン。飛び散る汗と、こちらを見据える揺るがない意志を感じさせる目の表情が印象的な映像は、その渋さに定評を持つ遠藤憲一さんのナレーションと見事にマッチしました。迫力のシーンは誰もが目を奪われます。

スタントに人生をかける男の物語

この道25年のスーツアクター本城渉(唐沢寿明)。“顔出し”で映画出演することを夢見ながらも、待ちくたびれた妻子には逃げられ、新人・一ノ瀬リョウ(福士蒼汰)にもその座を奪われるなど辛酸を舐めてきた。そんな本城にチャンス到来!しかしそれは、命をも落としかねない危険なスタントだった。周囲の制止する声を振り切り、本城は撮影スタジオへ向かった……。

■スーツアクターとは?
高度な演技力が求められる、映画・ドラマで、ヒーローや怪獣などのスーツや着ぐるみを着て演じる特殊な技能を持つ俳優のこと。日本で生まれた演技スタイルで、特撮(特殊撮影)のドラマや映画などに欠かせない存在である。全身の表現による演技力と、アクションやスタント等、危険な状況下でも優れた運動能力が求められる。
特殊専門職を指す言葉であり、映画・ドラマ等に出演するプロフェッショナルを指す。ショーでマスコット等、一般的な着ぐるみに入る方は、ショーアクターと呼ばれている。

『イン・ザ・ヒーロー』
2014年秋全国ロードショー予定
http://in-the-hero.com/

主演 唐沢寿明
出演 福士蒼汰、黒谷友香、寺島進ほか
企画:李鳳宇/監督:武正晴/脚本:水野敬也・李鳳宇
配給:東映/(c)2014「イン・ザ・ヒーロー」製作委員会