つらい不幸はやがて幸せへと導く道しるべ。穴口恵子さんインタビューPART.1

つらい不幸はやがて幸せへと導く道しるべ。穴口恵子さんインタビューPART.1

TRINITY vol.50の連載エッセイでは、苦しみの感情とそれらを改善するコミュニケーションについてお聞きしました。TrinityWEBでは、苦しみから心を自由にして生きるためのアドバイスを伺います。

つらく苦しい不幸には
苦しみに浸る自分を許すこと

Q:家族を失うなど苦しい感情はどのようにすれば解消できますか?

苦しさというのは過去の感情が溜まって現れるものなので、苦しさを解消するには現実と向かいあうことが必要です。しかし、あまりにつらい出来事が起こった時は、苦しいという感情を解消しようと焦ってはいけません。

私のクライアントさんでしたが、20年間幸せな家庭を気付いてきて、突然ご主人を交通事故でなくされた方がいました。本当に愛し合っていましたから、2年経っても毎日ご主人のことを考えて過ごしていたのです。

最愛の人を突然失うという想像しえない不幸が襲った時は、苦しみを早く忘れようとするよりも、苦しみに浸る自分を許すことも必要です。苦しみが大きい場合、苦しむこと自体は決して悪いことではないのです。

Q:苦しみに浸ることにも意味があるのでしょうか。

苦しみの感情の中にいると、次から次に悲しみや後悔、気付きなど様々な感情が湧きあがってきます。

最愛の人との出会いや思い出、死を告げられた時のショック、人生への絶望感など、その感情を逃げずに一つひとつ感じてあげることです。

とことんいろいろな感情を感じることで、それがその人の経験になっていくのです。そして感じることで浄化され、やがて次のステージに進むことができるのです。 そのようにして苦しみは人生のレッスンになるのです。

つらい出来事は
やがて人生を幸せへ導く

Q:苦しみを経験に変え、次のステップにつなげていくにはどうすれはよいのでしょうか。

幸せな人生を歩む人と苦しい人生を歩む人との違いは、そこにあると言っても過言ではありません。

あらゆる感情を経験にすることができれば、人生の危機に襲われてもやがて苦しみは消え去り、「愛されていた」「守られている」というように肯定的なマインドが残っていきます。

幸せな人にも苦しい出来ごとは必ず起こりますが、立ち直れないと思えるほどのことでも、幸せな人はその感情は味わい続けて、その時の体験を人生の糧にしていくのです。

Q:苦しみが幸せへのターニングポイントなのですね。

そうですね。つらい出来事は人生を幸せに導くものだということを忘れないようにしていれば、幸せな人生を送れます。

反対に苦しい人生の人は、さほどの苦しいことでなくても苦しいことでクヨクヨとつぶやき続けます。そしてそれを「前の人と同じようにアノ人も同じように私を嫌うだろう」とか「どうせ裏切られる」というように一般化してしまうのです。

新しい生活になっても必ず無益な苦しみを与える人が寄ってきて、悩みの多い人生へと追いやります。苦しい生き方をする人は良いことはたくさん起こっているのだけれども、そこに目がいかないようになっているんですよ。

~続く~ PART.2 どうして私は人間関係でつまづきやすい? 


<Profile>

穴口恵子さん
スピリアルライフ提唱者。
スピリチュアルと現実を統合したスピリアルライフを実践することを通し、誰もが無限の可能性を開き、人生のバランスを取りながら幸せで豊かに生きることを提唱する。
世界中にスピリアルライフを広めることで世界平和を実現することを最終目標に掲げ、年間の3分の1を海外の聖地で過ごし、スピリアルライフを楽しみながら、執筆活動、セミナー活動を行っている。
■穴口恵子さん公式HP http://keikoanaguchi.com

Text:Maki Shoji

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